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WOWOW映画工房:斎藤工、板谷由夏、東京国際映画祭でクレイアニメ「映画の妖精 フィルとムー」をワールドプレミア&新海誠作品について語る。

PR TIMES / 2017年11月2日 17時1分



 
[画像1: https://prtimes.jp/i/1355/4006/resize/d1355-4006-472766-0.jpg ]

 WOWOWで放送中の映画情報番組「斎藤工×板谷由夏 映画工房」(WOWOWシネマ 月曜よる8:45他)が放送300回を迎えたことを記念した公開収録が10月28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催中の第30回東京国際映画祭内にて執り行われた。


 この日は「映画工房」放送300回記念プロジェクトとして制作を応援したクレイアニメ『映画の妖精 フィルとムー』(監督:秦俊子)をワールドプレミア上映。同作は、カンボジアなどで移動映画館を開催しているNPO法人World Theater Projectが実施する“世界の子どもたちに届けるクレイアニメの制作”に「映画工房」が協力したもの。
映画上映後にステージに登壇した斎藤は「舞台袖で上映の様子を見ていましたが、しみじみしちゃいます。一コマ一コマに、制作チームがこの夏のすべてを注ぎ込んだと言っても過言ではないくらいでしたから。その経過を見守っていた人間としてはここで発表できたことがうれしく思います」と笑顔。World Theater Project代表の教来石小織氏も「胸がいっぱいになってしまいました。大学で映画を勉強していたので、東京国際映画祭はあこがれでした。感動しています」と晴れやかな顔を見せた。
 
[画像2: https://prtimes.jp/i/1355/4006/resize/d1355-4006-412652-1.jpg ]

 そんな作品を完成させた秦監督は「この映画は、クラウドファンディングで支援していただいた方をはじめ、多くの皆さんの支えで作ることができた作品なので、ちゃんと作らなきゃという責任もありました。斎藤さんの原案が最初からすばらしくて。皆さんの意見をいただきながら、とてもステキな作品に仕上げることができたので、かなり個人的には満足。いい作品になったなと思っています。あとは世界中の子どもたちに観てもらいたいなという思いがあります」と誇らしげな表情を見せる。
 そんな様子をしみじみ見守っていた板谷は「わたしたちの話で申し訳ないですが、映画工房も300回。工房というからには何かを作りたいねと思っていたので、こうやって教来石さんと秦さんと一緒に形にすることができたのは、感慨深いものがあります。映画に触れたことがない子どもたちに映画を届けたい、という気持ちと、教来石さんの気持ちが一致してできたことなので。みんなの力ってすごいなと思いました」とコメントした。
 劇中では斎藤がフィルとゴリラの声を、そしてムーと美女の声を板谷が担当している。声の出演について「すごく楽しかった。言葉っていらないんだなと。感情を出すときって、音だけでいいんだなと思いましたね」と振り返った板谷に対し、斎藤も「もともとクレイアニメがいいなと思ったのも、セリフがなければ、海外で上映する際に、字幕などを入れる必要もないから。ちなみにフィルの声は、明け方のオネエが、店を閉める準備をしているときのようなイメージが僕のモデルになりました」とユニークな表現で会場を沸かせた。
 さらにこの日は、『君の名は。』のテレビ初放送(11月4日、WOWOWにて)を記念した新海誠監督作品のオールナイト上映イベントを実施。最新作となる『君の名は。』の他、長編第1作の『雲のむこう、約束の場所』 、『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』の計5作品が一挙上映された。映画上映前には、新海作品で背景美術を担当し、『君の名は。』では美術監督を務めた渡邉丞氏と、11月11日から国立新美術館で開催予定の「新海誠展」を監修する株式会社コミックス・ウェーブ・フィルムの落合千春氏も来場。
 およそ14年間にわたって、新海作品に携わってきたという渡邊氏。「最初にかかわったのは『雲のむこう、約束の場所』で、大宮駅を担当しました。最初の段階からボリュームのあるものを描きましたね」と笑顔。斎藤も「僕も海外でも見かけましたが、『君の名は。』はいろいろな国で字幕が付いて上映されて、世界中に広がっていましたね。新海作品は美術が評価されているところが大きいと思っているんですが、それは渡邊さんが担っていると言っても過言ではないと思います」と評する。
 そんな新海作品の美術について「アニメなので、あまりにもリアリティーを追求しすぎてもいけないんです」と語る渡邊氏。落合氏も「よく雑誌社の方などから、『秒速5センチメートル』と同じところを春に撮りたいです、と言われることがあるんですが、あの桜の風景は実際にはありません。あの住宅街に桜を加えたらステキだろうなという景色なんです。わたしたちも実際にロケハンはしているんですけど、まんまそのままの景色を使っているわけではないんです」と付け加えた。
 さらに渡邊氏が「自分がその場所に行きたいか、立ってみたいか。気持ちよく感じ取れるか、空気や温度、光のまぶしさなどを感じ取れるか。そこに行ってみたくなるかということを意識して作業しています」と続けると、斎藤も「聖地巡礼って、そこの光を浴びたい、その場所に行きたいという思いからでしょうね」と感心した様子で付け加えた。
 そして板谷から「これからオールナイトで新海作品を観る方に向けて、ここだけの話とか、ちょっとした仕掛けがありましたら教えてください」とリクエストされると、まず渡邊氏が「(主人公の)瀧君の部屋の机の上にあるものを注意深く観察すると、実在するとある方が出演されています。それは誰なのか、観てのお楽しみにということで」と語れば、落合氏も「連続してご覧になるということで、監督が大事にしていることが伝わりやすいのではないでしょうか。そして夕暮れに何かが起きるというのが新海作品として共通しているのでそこも注目して観ていただければ」と呼びかけた。

<放送情報>
斎藤工×板谷由夏 映画工房 第30回東京国際映画祭スペシャル
11月6日(月)夜8:30 WOWOWシネマ
http://www.wowow.co.jp/detail/066625

TV初放送「君の名は。」
11月4日(土)夜8:00 WOWOWシネマ
<関連番組>
「君の名は。」と新海誠が描く世界
11月3日(金・祝)午後1:00 WOWOWプライム他(無料放送)
http://www.wowow.co.jp/movie/kiminonaha/

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