チャールズ・バークレー氏の銅像が完成

NBA Rakuten / 2019年9月7日 8時0分

シクサーズがチャールズ・バークレー氏の銅像の公開日を発表した

フィラデルフィア・76ers（以下シクサーズ）が、ニュージャージーにあるチームのトレーニング複合施設に建てたチャールズ・バークレー氏の銅像を現地9月13日に公開すると発表した。

バスケットボールの殿堂入りをしているバークレー氏は、フィラデルフィアで最も愛されたアスリートのうちの1人だ。1984年のNBAドラフト1巡目全体5位指名でシクサーズに入団し、1996年に『NBAの偉大な50人』にも選出。プロ入り後の最初の8シーズンをシクサーズでプレイしている。

シクサーズでの8シーズンで、バークレー氏は1試合平均37.3分間の出場で平均23.3得点、11.6リバウンド、3.7アシスト、1.7スティールという成績を残した。1987年から1992年まで5年連続でNBAオールスターに選出、50勝以上を3度達成してチームを6回プレイオフに導いた。1986-87シーズンには平均14.6リバウンドを記録してリバウンド王に輝いている。

バークレー氏は様々な部門でシクサーズの歴代記録のトップ10に入っており、オフェンシブ・リバウンドとディフェンス・リバウンドでは歴代1位、フィールドゴール成功率は歴代2位、リバウンド数は歴代3位、フリースロー試投数は歴代4位、スティール数と総得点は歴代5位、フィールドゴール成功数は歴代6位、総プレー時間は歴代8位にランクしている。シクサーズ時代に記録した57.6％というフィールドゴール成功率は、ウィルト・チェンバレン（58.3％）に次ぐ球団記録だ。

ルーキーイヤーの1984-85シーズンにオール・ルーキー・ファーストチーム入りを果たしたバークレー氏は、シクサーズ時代にオールNBAファーストチームに4度、オールNBAセカンドチームに3度選出されている。

シクサーズ、フェニックス・サンズ、ヒューストン・ロケッツでプレイしたNBAキャリアの通算1073試合で（うち1012試合に先発）、バークレー氏は1試合平均36.7分間で平均22.1得点、11.7リバウンド、3.9アシスト、1.5スティールという成績を残した。キャリア通算では11回NBAオールスターに選出され、オールNBAチームにも11回選出されたほか、サンズのエースとしてNBAファイナルに進出した1992-93シーズンにはシーズンMVPを受賞している。

キャリア通算で2万得点以上、1万リバウンド以上、4000アシスト以上を全て達成しているのは、歴代でもカリーム・アブドゥル・ジャバー、チェンバレン、カール・マローン、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネット、そしてバークレー氏の6人しかいない。

バークレー氏の背番号34番は2001年にシクサーズの永久欠番になっている。彼の永久欠番のバナーは、ビリー・カニンガム、チェンバレン、モーリス・チークス、ジュリアス・アービング、ハル・グリアー、ボビー・ジョーンズらのバナーと並んで、シクサーズのトレーニング複合施設の『シクサーズ・レジェンド・ウォーク』に飾られている。