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MVPレース予想、好調ニコラ・ヨキッチが1位キープ ヤニス・アデトクンボが2位に浮上

NBA Rakuten / 2021年3月27日 13時31分

過去6戦中3試合でトリプルダブルのヨキッチが前回に続いて1位


NBAはオールスター後の第2週を終え、3週目に突入している。『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者は、恒例のMVP候補ランキングを実施。デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが1位をキープした。

シーズンも終盤戦に向かう状況にあり、スーパースターが怪我で離脱するケースも増えてきた。平均29.9得点、11.5リバウンドを記録しているフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは、オールスター後初戦となった日本時間3月13日(現地12日)のワシントン・ウィザーズ戦で左膝を負傷。膝の骨挫傷により最低2週間の欠場と診断され、当該期間は1試合も出場していない。

また、“キング”ことロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズも、日本時間3月21日(現地20日)に行われたアトランタ・ホークス戦で右足の高位足関節捻挫で最低4週間、最長で6週間かかる見込みとなっている。

そのなかで、ナゲッツのヨキッチが、前回に続いて2週連続1位となった。過去6戦中3試合でトリプルダブルを達成し、チームは4勝2敗。シーズンを通してもリーグ7位の平均27.0得点、同7位の11.3リバウンド、同6位の8.5アシストを挙げており、ライバルたちの勢いが止まりつつあるなかで、好調をキープしている。

トップ5で唯一順位を上げたのが、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボだ。3月27日(同26日)のボストン・セルティックス戦に敗れて連勝は「8」でストップしたが、直近15試合で13勝2敗。3月はセルティックス戦前までの8試合で平均26.5得点、10.9リバウンド、8.6アシストと月間平均トリプルダブル級の成績を残している。本人は「僕ら(バックス)のことを話す時もあれば、話さない時もあるだろう。僕は別に目立たなくていい」と話しているが、2年連続MVPの本領発揮となりそうだ。

3位はポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード。今季リーグ2位の平均30.0得点を挙げているなかで、直近3試合はすべて22得点以下。チームも1勝2敗と負け越したことが影響したかもしれない。そのほかでは、4位がジェームズ、5位がエンビードと“負傷離脱組”が順位据え置きとなった。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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