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英雄ジュリアス・アービング、古巣76ersのシモンズ放出説に持論「時間をかけてビッグ3のベストを引き出すべき」

NBA Rakuten / 2021年8月30日 5時0分

フランチャイズOBのドクターJはエンビード、シモンズ、ハリスのビッグ3意地を推奨


フィラデルフィア・76ers(以下、シクサーズ)は近年、ジョエル・エンビードとベン・シモンズの二枚看板体制で4年連続プレイオフ進出を果たしてきた。今オフ、シモンズ放出の噂は大きな注目を集めてきたが、フランチャイズOBの“ドクターJ”ことジュリアス・アービングは、古巣に忍耐を説いている。

シクサーズは過去4回のプレイオフのうち、3回がカンファレンス準決勝敗退。カンファレンス決勝はアレン・アイバーソンを中心にNBAファイナルに進出した2000-01シーズン以来、リーグ優勝は1982-83シーズン以来遠ざかっている。

シモンズはゴールデンステイト・ウォリアーズやポートランド・トレイルブレイザーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズなどがトレード候補に挙げられてきたが、ここまで交渉成立には至っていない。

シクサーズ最後の優勝時に主力だった殿堂入り選手のアービングは、『Nothing Personal with David Samson』でシモンズ放出はもう少しとどまるように主張している。

「フィラデルフィアは、長くタイトルから遠ざかっている。ファンはチームがトップに返り咲くことを熱心に待っている。ベン・シモンズを巡って多くの議論を呼んでいるが、チームとしてはジョエル、ベン、トバイアス・ハリスのビッグ3に満足しているようだ。昨シーズンはドック・リバース(ヘッドコーチ)の初年度だった。戦力を整え、もう1年ドック・リバースと戦うべきだと思う。時には、時間をかけて自分たちのベストを引き出す方法を知る必要がある」

アービングの言う通り、エンビード、シモンズ、ハリスを中心に、リバースHCの元、これまで以上の成績を収められるだろうか。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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