ジャ・モラントの初代シグネチャーモデルがわずか数分で完売 約2倍の値段で転売も

5月26日に発売開始　わずか数分で完売

メンフィス・グリズリーズの若きエースであるジャ・モラントの初代シグネチャーモデル『Ja 1 Hunger（ジャ1・ハンガー）』が日本時間5月26日（現地25日）にナイキの公式アプリで110ドル（約1万5500円）にて発売が開始されたが、わずか数分で完売したという。

2019年のドラフト全体2位指名でNBA入りしたモラントは、3年目の2021-22シーズンに平均27.4点と大きく成績を伸ばして、最も成長した選手に贈られるMIP賞を受賞。今季も平均26.2点、8.1アシストをあげて2年連続のオールスター出場を果たし、ウエストの第2シード獲得（51勝31敗）に貢献した。

しかし、今年3月にクラブで拳銃を持った姿をSNSで配信し、8試合の出場停止処分を受けた。「責任感を強くして、より賢く行動し、あらゆる悪いものから自分を遠ざける」と反省を口にしていたが、5月14日（同13日）に友人のインスタグラムのライブ配信の中で、運転中に拳銃をちらつかせ再び騒動に発展。テネシー州警察はモラントの生活保護検査を実施した。

そのなかで、5月26日に初代シグネチャーモデル『Ja 1 Hunger（ジャ1・ハンガー）』が発売。モラントをはじめとする次世代のアスリートのためにデザインされた、メッシュにレザーを組み合わせたロートップモデルだ。

『TMZ』によれば、わずか数分で完売し、すでにオークションサイトなどにおいて200ドル（約2万8000円）で出品されているという。

モラントは最近SNSで、家族写真に「さようなら」とキャプションを付けて投稿するなど不可解な行動をとり、『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミスは、NBA関係者も「恐怖を感じている」と明らかにしていた。今後の動向にも注目が集まる。

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