1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

月城かなと 宝塚退団後初のコンサート『de ja Vu』への意気込み:インタビュー前編

Rエンタメディア / 2024年11月9日 10時0分

―歌のお稽古をされているとのことですが、宝塚時代の男役とは違う曲にも挑戦されるということでしょうか?

そうですね。宝塚は基本的に私に合わせた音域で曲を作ってくださいますが、既存の曲に自分の声を合わせていくみたいな作業が、これから必要になってくると思うので、声の幅をもう少し広げたいなと思って取り組んでいます。宝塚の曲を歌うにしても、同じように歌っては面白くないかなと思うので、知っている曲だけれど、新しい曲のように聴こえたらいいなと思い、発声の勉強をしています。

―これまでの男役として歌うのとは、違う方向性で歌と向き合っていると思いますが、何か違いを感じますか?

今回、音楽に玉麻尚一先生が入っていらっしゃって、玉麻先生の曲はいつもその世界観がすごいんですよね。「こんなメロディなんだ」みたいに新鮮なことが多いので、自分の声というよりも、玉麻先生の編曲に驚いています。玉麻先生はいろんな楽器が聴こえてくるような稽古音源を作ってくださるんです。それを聴いて、自分がイメージを膨らませて、「この曲だったらこの声がいいんじゃないか」と、曲ごとに合わせた声が出せるように、想像しながら作っているという感じです。宝塚時代にも何度かご一緒しましたが、同じ宝塚の曲でも玉麻先生の編曲では、全然違ったような曲になったので、それを楽しみにしていただきたいなと思います。アレンジがすごいので、同じようには歌えないようになっています。

―スペシャルゲストに横田明紀男さんと川井郁子さんがご出演とのことで、かなり大人な雰囲気になるのではないかと想像しますが、お名前を聞かれた時はどんな印象でしたか?

本当にご一緒できるだけでとても嬉しいです。それぞれの道のスペシャリストですから、その世界観に自分が入れることがありがたいです。私も聴くだけでも大満足ですが、今回はこのお二方の奏でる音楽と一緒に歌うこともあるかと思います。今までひとつの楽器と一緒に歌うことは、ピアノ以外ではあまりなかったのですが、ヴァイオリンとギターと歌がどういう風にコラボしていくのか。お人柄が演奏に表れている方々だと思うのですが、出会えることも嬉しいですし、演奏者の方と一緒にひとつのものを創る事ができるのは、とても貴重な体験だなと楽しみです。

―お稽古に向けて、一番楽しみにしているところを教えてください。

今までは決まったメンバーの中でお仕事をしていましたが、新しい出会いがあるということと、その方たちとどんな関係を作っていけるのかということがすごく楽しみです。長い期間を一緒にいられるというのは、こういう生もののお稽古ならではと思いますので、初めましての方と一緒にお仕事するのが、今はとても楽しみです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください