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月城かなとが厳選!宝塚歌劇のおすすめ作品3選:インタビュー後編

Rエンタメディア / 2024年11月9日 10時0分

今年7月に惜しまれつつ宝塚歌劇団を退団した月城かなとが、退団後初めてのコンサート「月城かなと1st Concert『de ja Vu』
」を開催する。インタビュー前編では、「コンサートで自身が変わっていく過程を楽しんでいただけたら」と考えたという月城が、退団から数カ月を経た今の思いや、コンサートに向けて準備していることなどを聞いた。
そして、後半では、表現者としての考え方や、どんな意識で月組を率いていたか、また、Rakuten TVで配信している宝塚歌劇団の作品から、おすすめ作品をセレクトしてもらい、それぞれのセレクト理由や思い出を語ってもらった。
(文・写真:岩村美佳)


ー今回のコンサートなど、役ではなく、ご自身として表現するときに、何か意識したいことや、目指すことなど伺えますか?

自分自身のまま舞台に立つということはないかもしれないですね。創り方として、明確に何かの役を演じているのではないですが、どんなものでも、曲ごとでもいいし、場面ごとでも、ここではこういうイメージを演じるとか、そういうイメージは持つようにしているので、素の自分のそのままを出すという意識はあまりないです。でも、結局そのときに自分が感じていることがその役に反映されるわけですから、オフの自分としてはいろんなことを吸収して、幅のある引き出しの多い人間になりたいとは常に思っています。

ーひとつ何かを纏うとか、表現するとかでしょうか?

それが曲なのか、セリフなのか、自分が歌う歌なのか、ひとつ表現したいというものを明確に持ってやるというのでしょうか。

ーその表現をしていくために、こんな人でありたいとか、考えていることはありますか?

常に引き出しは増やしていきたいですし、どんどんいろんな考え方ができるようになりたいと思っています。吸収することをやめてしまうと、どうしても自分が持っているものの中だけで選択したり、考えるようになってしまうんじゃないかと思うので、いろんなことに柔軟でいたいです。自分ではそういう風に考えないなと思ったとしても、じゃあなぜそう考えるんだろうと、自分でも考えてみたりすれば、いつか自分の身になる気がするので、そういうことをやめない人間でいたいなと思います。

ー意見が合わなかったり、知らなかったら、まず聞いてみるとか?

そうですね!知らなかったらすぐに調べる。わからなかったら聞く。聞けなかったら考えるとか。初対面の人にはなかなか聞けないですが、そんな発想もあるんだなと、何事にも興味を持ったら、その空気って多分相手の方も感じてくれると思うので、自分が知らないからといって、私はそういう考えをしないとかではなく、いろんな見方ができるような人間でいたいなと思います。

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