5G普及率が50%超に、「デジタル中国」は勢いよく前進―中国メディア
Record China / 2024年3月21日 15時30分
「デジタル中国」の加速度的な訪れのよりどころとなったのは、ますます強くなり、信頼性の高まったモバイル通信ネットワークだ。
5G関連の技術、応用、インフラなどで、中国には先発優位性があり、十分に期待のできる将来性も備えている。
中国では新しい技術が絶えず成長している。2月26日、ファーウェイ(華為技術)は世界初の5.5Gスマートコアネットワークソリューションを発表し、年内の商用化を計画していることを発表した。5.5Gは5Gに比べ、アクセス速度、遅延、測位、信頼性などで約10倍もの性能向上が可能だ。ここ数年で、中国メーカーはRF(無線周波数)トランシーバーIC(集積回路)などの重要コア技術で独自開発によるブレークスルーを達成し、5G標準必須特許の宣言数は世界トップになった。現在、工業・情報化部と関連企業は次世代インターネットの先端分野に焦点を合わせ、6G技術の開発を前倒しして計画し、全面的に推進しており、これまでに7件の重要技術のテストを完了した。
中国では新たな応用が加速度的に広がることになる。海外のサイトが発表した文章は、「5G技術の導入は中国の製造業発展の転換点の1つと見なされている。その比類なきデータの伝送速度と低遅延は、デバイス間のリアルタイム通信を実現し、モノのインターネット(IoT)のポテンシャルをすべて発揮させるのに役立つ」との見方を示した。5Gをはじめとする技術のサポートを受けて、中国は世界の主要エコノミーの中で真っ先に「モノが人を超える(モバイルIoTユーザー数がモバイル電話ユーザー数を超える)」を実現した国になり、モバイルIoTデバイス接続数は世界の70%以上を占め、インダストリアル・インターネットプラットフォームのデバイス接続数は9500万台(セット)を超え、「デジタル生産力」が日増しに強くなっている。多くの中国自動車メーカーがスマートコネクテッドカーの開発を進め、5G技術をベースにして道路状況の感知、スマートな意思決定、高精度地図などの機能の開発を進めている。現在、5Gの応用は71の国民経済大分類に広がり、工業、鉱業、電力、港湾、医療などの業界ではとりわけ深く推進されている。将来的には応用の範囲はさらに広がり、エンパワーメントの役割もより強くなるだろう。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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