中国の第40次南極科学観測隊4月に帰国、5番目の南極科学観測所を建設へ
Record China / 2024年3月28日 18時50分
中国自然資源部が組織し、昨年11月1日に上海から出港した第40次南極科学観測隊は、5カ月以上に及ぶ活動を終了し、今年4月、帰国の途に就く予定です。写真は南極。
中国自然資源部が組織し、昨年11月1日に上海から出港した第40次南極科学観測隊は、5カ月以上に及ぶ活動を終了し、今年4月、帰国の途に就く予定です。
今回の活動の重点は、極地科学観測砕氷船の「雪竜号」「雪竜2号」と貨物船「天恵」の3隻、ロス海、アムンゼン海、宇宙飛行士の海(海氷範囲の変化により制約が大きい海)、南極半島近接海域、プリッツ湾海域の5海域、長城、中山、崑崙、泰山の各基地とロス海沿岸地域の新科学基地を合わせた5カ所の観測基地への考察です。
今回の考察の最大のハイライトは、ロス海沿岸域に中国の新たな南極科学観測基地を建設することで、完成後は長城、中山に続いて3番目の通年科学観測基地となり、太平洋セクターに面した初の科学観測基地でもあり、中国にとって南極での5番目の科学観測基地となります。
この新たな基地は建築面積が5244平方メートルで、完成後夏季は80人、冬季は30人の観測隊員の収容が見込まれ、大気、海洋、氷河、バイオエコロジーなど複数の学術分野のモニタリングと科学研究活動に利用される計画です。設計上、主体の造形は南十字星の形をしており、明代の航海家鄭和が大航海の中で南十字星の位置を参考に航路を決めていたことが由来です。(提供/CRI)
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