米国の中国恐怖症は常軌を逸し、進歩への道を妨げている―米経済学者
Record China / 2024年4月1日 22時20分
文章は、「中国の何がいったい米国のこのような悪意のある反応を引き起こしたのか」について、「米国は長い間、競合するイデオロギーや代替統治システムに対して不寛容だった。『米国例外主義』の主張は、どうやら私たちに自分の見解や価値観を他人に押し付けるように強制しているようだ。それは冷戦時代にも当てはまり、今日もまた当てはまる。中国に対する過度の恐怖は、米国が自ら招いた問題の多くを都合よく覆い隠してしまう。米国の広範な多国間貿易赤字は、国内の慢性的な財政赤字に起因するところが大きい。同様に、テクノロジーの脅威も、米国の研究開発への投資やSTEM(科学、技術、工学、数学)ベースの高等教育が不足していることを表している」との認識を示した。
そして、「中国恐怖症が自らをむしばむにつれて、恐怖は事実のオーラを帯び始め、中国との偶発的な紛争の危険が激化する。米国は、こうした不安に基づいて行動することで、阻止したい結果そのものを誘発する危険を冒している」とし、フランクリン・ルーズベルト氏が1933年の大統領就任演説で、「われわれが恐れるべき唯一のものは、恐怖そのものだ」と述べたことに触れ、「今日の中国嫌悪の熱狂の中で、このメッセージは覚えておく価値がある」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本政府、原爆正当化の対応苦慮=米重鎮が繰り返し主張
時事通信 / 2024年5月13日 19時25分
-
[社説]日米豪比の防衛会談 沖縄の負担増えないか
沖縄タイムス+プラス / 2024年5月8日 5時0分
-
死者をデジタルで復活させる「故人AI」が海外で急速に普及 「悲しみに暮れる人の社会復帰を妨げる」という懸念も
NEWSポストセブン / 2024年5月7日 7時15分
-
米上院、TikTok禁止法案を可決 大統領「24日に署名」
ロイター / 2024年4月24日 14時45分
-
米国はなぜ「中国生産能力過剰論」を頻繁に誇大宣伝するのか―中国メディア
Record China / 2024年4月18日 8時0分
ランキング
-
1プーチン氏、中露共闘で対ウクライナ「戦勝」狙う 中国は「戦後」の影響力確保か
産経ニュース / 2024年5月16日 21時28分
-
2バイデン・トランプ両氏、指名前に異例の1対1討論…罵声飛び交った20年は「史上最悪」討論とも
読売新聞 / 2024年5月16日 19時21分
-
3バイデン氏、録音公開拒否 機密文書事件の事情聴取
共同通信 / 2024年5月16日 23時52分
-
4ロシア、戦術核を含む軍事演習を初めて公表...プーチン大統領がウクライナに核を使う日は来るのか?
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月16日 20時46分
-
5ロシア兵力「突破に不十分」 NATO司令官「戦線維持可能」
共同通信 / 2024年5月17日 6時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください