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中国、「人口ボーナス」から「人材ボーナス」へと進化―中国メディア

Record China / 2024年4月10日 6時30分

現在、中国の研究開発人材は600万人を超えて世界一となり、開発投資は長年連続して世界2位をキープしている。日本の英文メディア「Nikkei Asia」のウェブサイトに掲載された論説によると、中国経済に悲観的な見方をする人々は中国が育成に力を入れるイノベーション能力を軽視している。中国がイノベーション投資を持続的に拡大しているのは、生産効率を高め、長期的で持続可能な成長を実現する上でプラスになるものだ。世界銀行の試算によれば、中国の人的資本の経済成長への寄与度は上昇傾向を保ち、現在は36%を超えているという。

中国の人的資本のポテンシャルを評価し、中国の「人材ボーナス」のメリットを共有する道を選ぶ国際機関や多国籍企業がますます増えている。

平均して2カ月足らずの間に1件の開発投資を行ってきたフランスの多国籍企業のシュナイダーエレクトリックは、過去1年間に中国で急速発展の段階に入った。中国は今や同社にとって世界4大研究開発拠点の一つとなっている。

なぜこれほど頻繁に中国での研究開発を拡大するのか。中国の人材面の優位性が1つの重要な要因だ。シュナイダー社の尹正(イン・ジョン)エグゼクティブバイスプレジデントは、「当社は現地のイノベーションチームを持続的に拡大しており、3年間近くで中国の研究開発人材を30%増やし、今では2000人を超えている。また当社は中国での研究開発力をより一層強化し、より多くの研究機関を設置し、中国の新たな質の生産力の構築、より多くの『中国の知恵』を世界へ絶えず注ぎ込むことをイノベーションによって支援する」と述べた。

ローランド・ベルガー管理コンサルティングの江浩(ジアン・ハオ)中華圏副総裁は、「ここ数年、外資が中国で研究開発センターを設置する動きが大きく加速している。中国は多くの優れた管理人材とエンジニア資源を蓄積してきた。外資はまさにこの点を評価して、中国での研究開発センター建設を相次いで強化している」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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