雲南プーアールコーヒー豆の2023年輸出量は4252トン、19カ国・地域へ―中国
Record China / 2024年4月11日 16時30分
2023年に雲南省プーアール市で生産されたコーヒー豆の輸出量は4252トン、輸出額は1億2000万元に上り、19カ国・地域に輸出された。
雲南省昆明税関の9日のデータによると、2023年には雲南省プーアール(普洱)市で生産されたコーヒー豆の輸出量は4252トン、輸出額は1億2000万元(約25億2000万円)に上り、主にオランダ、イタリア、ドイツ、フィリピン、韓国など19カ国・地域に輸出された。
中国のコーヒー栽培面積の98%、そしてコーヒー生産量の99%を雲南省が占め、そのうち半分以上が「中国のコーヒーの都」であるプーアール市で生産されている。同市には100年を超えるコーヒー栽培の歴史があり、全市の栽培面積は約4万5267ヘクタールに達する。北回帰線上という特殊な地理的位置により、同市のコーヒーには「濃厚だが苦すぎず、香り高いが強すぎず、ほのかにフルーティーな酸味がある」という独特の風味があり、世界中の消費者に人気となっている。
雲南思茅北帰珈琲の関係業務責任者の周志燕(ジョウ・ジーイエン)さんは、「昨年11月から現在まではコーヒー新豆の収穫期で、輸出が好調で、当社は600トンを相次いで輸出した。コーヒー豆の品質と生産量の向上により、今年1-3月には受注量が前年同期の数倍になった」と話した。
輸出されるコーヒー豆の品質を確保するため、輸出に先立って、抽出されたサンプルが同市の思茅税関総合技術サービスセンター国家コーヒー検査測定重点実験室に送られ、各種の指標が基準を満たしているか確認が行われている。同実験室のシニア農芸師の周剣(ジョウ・ジエン)さんは、「コーヒー豆の検査測定には、感覚、栄養素、残留農薬、重金属、添加物などの項目があり、測定されたデータを評価・比較して、品質について客観的な評定を行っている。コーヒーの木が順調に成長するよう栽培段階での施肥計画の有効な調整を行い、コーヒー豆の品質をさらに高めて、中国・雲南産の小さなコーヒー豆を国際化していきたい」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
王子HD、「薬用植物の王様」に注力する切実な事情 甘草の大規模栽培で「脱・製紙企業」目指す
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 8時0分
-
人口に比例する? 「バナナ」の生産量が多い国ランキング! 2位は「中国」、では1位は?
オールアバウト / 2024年5月1日 8時5分
-
「ぶどう」の生産量が多い国ランキング! 2位「イタリア」を抑えたのは、フランスではなく?
オールアバウト / 2024年4月30日 8時5分
-
宇宙育種の新品種、日常生活に浸透―中国
Record China / 2024年4月15日 20時30分
-
「カビが生えてる」「家畜のエサかよ」北朝鮮国民が憤る金正恩の食糧政策
デイリーNKジャパン / 2024年4月5日 4時2分
ランキング
-
1日銀がこれほどまで円安を「無視」する3つの理由 「為替は管轄外」では、結局うまくいかない?
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 8時30分
-
2過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
-
3円上昇、一時151円台 3週間ぶり円高水準、介入警戒も
共同通信 / 2024年5月3日 22時28分
-
4相鉄線「屈指の閑散駅」ついに一新へ! 大幅イメチェン&新改札も 完成時期は?
乗りものニュース / 2024年5月4日 8時42分
-
524年度の企業倒産、1万件超か 原材料高、人手不足が収支圧迫
共同通信 / 2024年5月4日 15時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください