＜ボクシング＞井上尚弥のTKO勝利に中国ネット感嘆「もはや芸術」「唯一無二」

ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が、WBC世界同級1位ルイス・ネリを相手に防衛を果たした試合に、中国のSNS上でも反応が出ている。

ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が、WBC世界同級1位ルイス・ネリを相手に防衛を果たした試合に、中国のSNS上でも反応が出ている。

6日に東京ドームで行われた試合は、第1ラウンドで井上がキャリア初となるダウンを喫するまさかの展開。井上はそれでも、第2ラウンドに左フックでダウンを奪い返し、第5ラウンドにも再びダウンを奪う。そして迎えた第6ラウンド、ネリをコーナーに追い詰めて連打を浴びせて倒し、TKO勝ちを飾った。

中国のSNS・微博（ウェイボー）の格闘技専門アカウントは「“モンスター”井上尚弥が6回TKOでルイス・ネリを破り、議論の余地のないWBA、WBC、IBF、WBOスーパーバンタム級王者防衛を果たした」と紹介した。

ネットユーザーからは「すごすぎ。マジでモンスター」「さすがはモンスター。一発で（ネリの）頭を吹き飛ばした」「井上のこの重いパンチには本当に驚く。スピードも速い」「この連打の2発目、速すぎでしょ」「井上から初ダウンを奪っただけでネリは十分もうけもの」「この試合には本当に驚かされた。でも、これぞボクシングという試合だった」といった声が上がった。

また、「このパンチの技術。もはや芸術だよ…」「彼は真の強者。（パンチが）速くて重くて正確」「（井上は）ボクシングの化身。一発の重さは置いておくとして、ポイントは教科書のようなステップワーク。修練の跡が見て取れる」「この階級で重量級のKO率。唯一無二だ」「もう階級を上げるべきだ」との声も出ている。（翻訳・編集/北田）