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中国のユニコーン企業が大幅に減ったワケ

Record China / 2024年6月21日 5時0分

「新しい挙国体制大事!?」中国のユニコーン企業を再度発展させる措置

中国のユニコーン企業のここ2、3年の変化は、中国の科学技術イノベーションがまだ先進レベルとは開きがあることを示している。

米中関係の影響を受け、「自力更生」回帰論が出そうな状況にあるが、中国は改革開放の中でも、基本的に「自力更生」を主とし、開放政策を補助的な役割に位置づけていた。現在、中国が堅持する「双循環」モデルは、国内の大循環を中心としており、改革開放以降も掲げていた「自力更生」を中心とする路線を受け継いでいる。ただ、それは外国との交流を断つことは意味していない。今後も外国との技術交流は続くだろう。

ミクロレベルでいうと、イノベーションが産業の変革を促すという方向にある。昨年12月に開かれた中央経済工作会議で、「科学技術革新により現代化産業体系の建設をリードする」ことが強調された。会議はさらに、「科学技術革新によって産業革新を推進し、特に破壊的技術と先端技術によって新産業、新モデル、新原動力を生み出し、新たな質の生産力を発展させなければならない」と述べ、技術型企業を大いに発展させることが今年の中国の経済活動の方針になった。

冒頭の人民日報の記事に、ユニコーン企業の減少に関する中国の最高指導者の発言が載ったということは、中国政府がこの問題の解決を重視しており、何らかの措置を講じる必要があるというシグナルを発している。

中国のユニコーン企業を再度発展させる道のりは始まったばかりだと言える。

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