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中国自動車市場、苦境の外資系はどうする?フォルクスワーゲンやトヨタの中国戦略とは

Record China / 2024年7月8日 18時0分

あらゆるシーンで価格戦が激化

高級車部門も華々しいセール合戦が起きている。BMWのEVセダン「i3」の希望小売価格は35万3900元(約779万円)だが、実勢価格は20万元(約440万円)を切っているという。30万元クラスのアウディA4Lも今や20万元強で買えるようだ。BYDや鴻蒙智行も高級EVを投入し、シェアを上げ始めている。

そんな折、トヨタの上海進出がうわさされている。レクサスのEV工場建設を上海市と交渉中だと報じられた。テスラが突破口を開いた外資100%の条件を希望しているという。この工場計画の成否はどうあれ、トヨタの高級車シフトは正解だろう。しかし、そのフィールドでも厳しい競争が待っている。外資系、国内系、新エネルギー車、内燃エンジン車、ファミリーカー、高級車などあらゆるシーンで複合的な価格戦が展開されている。どこが生き残るのか、ここ1~2年ではっきりしそうだ。

フォルクスワーゲンもトヨタもパートナーとの提携を強化し、中国でのEV開発体制を強化している。主要車種の新エネルギー化を進めるフォルクスワーゲンか先行しているのは間違いなく、提携もフォルクスワーゲン主体で進めている。トヨタは早期のラインナップ充実を図るため、提携相手のノウハウを生かす方向だ。こうした外資同士の対決も加わり、価格競争は激化する一途だ。

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