＜サッカー＞日本戦控え、中国人記者「負けても2点差、超常的な出来なら引き分けも」

サッカーのワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本戦を5日に控え、中国人記者が試合を展望した。

サッカーのワールドカップ（W杯）北中米大会アジア最終予選の日本戦（埼玉スタジアム2002）を5日に控え、中国人記者が試合を展望した。中国のスポーツメディア・直播吧が4日付で伝えた。

報道によると、中国代表は27人の帯同メンバーのうち、謝鵬飛（シエ・ポンフェイ）ら4選手が登録を外れる見通し。これについてスポーツ記者の徐沢鑫（シュー・ザーシン）氏は「謝鵬飛が外れたのはいささか意外だったが、代表初選出の汪海健（ワン・ハイジエン）と魏震（ウェイ・ジェン）が（23人に）入った。技術的な特徴から見て、イバンコビッチ監督の選択に問題はない」と評した。

徐氏はまた、「中国代表は日本に対し、ポゼッション（ボール保持）をあきらめ、フィジカルと強度、衝撃力をもって守備とカウンターを仕掛けるべき」と体格を生かした勝負を挑むことを提言。「個人的に、中国代表は2点差以内で負けると予想しているが、もし全員の状態が良く、超常的なパフォーマンスを発揮すれば、勝ち点1（引き分け）を取ることができるかもしれない」と述べた。

中国のサッカーファンからは「ポゼッションをあきらめよとは、この記者、はっきり言うねえ」「そもそもボール保持なんてできたっけ？」「日本相手にポゼッションしようなんて頭が壊れている」「攻撃については幻想すら湧かない。両サイドは支配されるから正面だけ固めよう」「まあ、合理的だな。攻め込めるチャンスは基本的にないだろうから、走り回れる守備的選手を起用して勝ち点1が取れるかどうかというところ」「中国が一番強かったのは『ヘディングチーム』と呼ばれた（体格の良い選手をそろえてパワープレーで押した）時だ」といった声が上がった。

また、スコアについて「俺は3点は取られると思う」「うまくいけばそんなに大敗はしない。0－3ってところか」「0－4」などの見方が出ている。（翻訳・編集/北田）