台湾マクドナルドの「HUNTER×HUNTER」コラボ紹介でインフルエンサーが炎上―香港メディア
Record China / 2024年10月25日 9時0分
さらに、展栄展瑞K.R.Brosは、カードケースに付いているハンター試験のナンバープレートの意味を知らなかったほか、台湾の中国語で「大傑」と呼ばれる長髪のゴンを指して「これは小傑だ!小傑、君なのか?」と発言。「大傑」(長髪のゴン)を「小傑」(通常のゴン)と呼び間違えてしまったため、ファンからは「マクドナルドが宣伝する必要があるのは分かるが、もっと『HUNTER×HUNTER』を愛するインフルエンサーを起用すべき」と不満の声が上がったという。
記事は、「名前の呼び間違いは小さな問題だったが、実はこの『大傑』(長髪のゴン)のカードは限定の隠しカードだった上、台湾マクドナルドはプロモーションを豪華にするために、原作を忠実に再現したカードケースに、全24種類のキャラクターカードとレアカードをすべて収納して、インフルエンサーに提供していた。また、ファンが最も怒っているのはこのカードケースが非売品で、インフルエンサーだけが手に入れられるという点だ」とし、「展栄展瑞K.R.Brosは作品に詳しくないためか、このカードケースを手にして『Oh My God(オーマイゴッド)』と言うばかりで、内容の薄い動画となってしまっていた。ただし、彼らは比較的高いEQ(自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能)で対応し、自分がアニメとカートゥーンの違いを知らなかったことを認め、ファンに一緒に動画を撮って影響力を発揮しようと呼びかけた。この対応は許悦のような『炎上』には至らなかった」と説明した。
今回の騒動について、一部のネットユーザーからは、台湾マクドナルドはフォロワー数だけでなく、関連分野に知識と影響力があるインフルエンサーを選ぶべきだとの意見が寄せられた。また、インフルエンサーが最初から全カードを持つのではなく、ファンの購買意欲をかき立てるために「カードを集める」様子を動画で見せるべきだという指摘もあったという。
台湾マクドナルドは炎上を受けてすぐに、ケース付きのキャラクターカードコレクションを抽選で100個プレゼントすることを発表した。ファンは関連のFacebookやThreads(スレッズ)でコメントを投稿して抽選に参加できるといが、記事は「この対応が最終的にファンを納得させるかどうかは不明だ」とし、「この件から、オタク文化が経済を動かしている一方、オタクが怒ると厄介だということが分かる」と論じた。(翻訳・編集/岩田)
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