1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

レビューをチェックしてから購入する中国の若者、「レビュー見たのに結局だまされた」の声も

Record China / 2025年1月3日 7時30分

レビューをチェックしてから購入する中国の若者、「レビュー見たのに結局だまされた」の声も

買い物をする前に、インターネット上で関連商品のレビューをチェックすることが習慣になっている若者も多いだろう。

買い物をする前に、インターネット上で関連商品のレビューをチェックすることが習慣になっている若者も多いだろう。「第三者評価」市場が活況を呈するにつれて、ショッピングをする人に参考価値ある情報を提供するレビュー系アカウントもどんどん登場している。一方で、「レビューをチェックして、理にかなったショッピングができるようサポートしてもらいたかったのに、でたらめのレビューにだまされた」と嘆く声も上がっている。

中国青年報社社会調査センターがこのほど問巻網と共同で1338人を対象に実施した調査では、回答者の68.5%が「商品を購入する前に、わざわざ第三者評価をチェックしたのに、結局だまされた経験がある」と答えた。レビュー内容が信頼できるかを見極める方法については、回答者の58.9%が「コメント欄の評価や口こみを参考にする」と答えた。

レビューをチェックする商品トップ3は衣類、スキンケア・メイクアップ化粧品、デジタル・テクノロジー

河北省に住む女性・王琴さんは「衣類や子供向けの食品、日用品を買う時は『第三者評価』をしっかりチェックしている」と話す。北京に住む80後(1980年代生まれ)の斎志朋さんはデジタル機器が大好きで、普段からカメラやスマホ、パソコンなどのレビューをよくチェックしているという。斎さんは「新製品を購入する前はデジタル系ブロガー数人のレビューをチェックする。もし魅力的な技術革新があれば、高い確率で実店舗で購入している」と話す。

では、多くの人はどんな商品を購入する時にレビューをチェックしているのだろうか?調査では、衣類(61.7%)、スキンケア・メイクアップ化粧品(56.4%)、デジタル・テクノロジー(53.7%)、大人向けの食品(52.9%)がトップ4だった。その他、子供用の玩具や衣類(40.7%)、子供向けの食品(36.7%)、自動車(23.0%)などがあった。

「第三者評価」に対する信頼度評価は平均6.6点

湖北省の大学に通う女子大生・周如娜さんは最近、あるレビュー専門のブロガーに「だまされた」という。周さんによると、「厚手の上着を買いたいと思い、おすすめに関する書き込みを検索したら、『いいね!』の数や保存数が多い綿の服をレビューしている書き込みを見つけた。ブロガーは4~5着の上着の中から安くも高くもない1着を勧めていた。予約販売で、25日間も待つ必要があったものの、それを購入した」という。しかし、数日後に商品が届き、「色やデザイン、完成度など、全部が動画とは全く違っていて、がっかりした」という。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください