「名探偵コナン」の30年間の人気とその「真実」を考察―中国メディア
Record China / 2025年2月1日 22時0分
このほか、陶教授は「日本の漫画・アニメ業界は、発掘から商業展開までの包括的なシステムを確立している。『名探偵コナン』はその典型例だ。漫画誌での連載開始から、アニメ化、映画化、グッズ展開、コラボレーションに至るまで、このビジネスモデルによって作品の影響力が持続的に拡大されてきた。このようなモデルは、中国のアニメ業界にとっても参考になる。近年、中国のウェブ小説、ドラマ、ゲームが海外市場に進出する中で、アニメもこの流れに乗り、中国の伝統文化の要素を取り入れつつ、現代的なスタイルで海外の観客にアピールすることが重要だ」と語り、高教授も「『名探偵コナン』のブランドは、異業種との統合マーケティングに優れた能力を発揮しており、これが商業価値と人気を維持する重要な要因となっている、『名探偵コナン』の人気は、作品の魅力だけでなく、日本アニメIPの成熟した運営モデルによって支えられている」と論じた。
蔡氏は「現在、中国市場の二次元経済は急速に発展しており、その核心はIPにある。統合的な運営と計画が、IPの持続的な成長には不可欠だ」と述べ、舒氏は「IPビジネスの観点から、大データ分析を活用して市場ニーズと消費者の嗜好を正確に把握し、製品やサービスを最適化することで、ファンの帰属意識や忠誠度を高めることができる。『名探偵コナン』の成功モデルを参考に、アニメ、ゲーム、映画、グッズ産業を連携させ、国際協力や文化交流の場を活用し、中国の文化IPを世界へ発信すべきだ」と提言した。(翻訳・編集/岩田)
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