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BMW、車載アプリで燃料代の支払いが可能に…燃料電池車の水素にも対応

レスポンス / 2024年9月5日 8時30分

BMWは9月2日、最新のBMW Operating System 8、8.5、9を搭載した全ての車両で、燃料代を車内から直接支払うことができる新機能を発表した。


ドイツ国内のアラル、エッソ、HEM、Q1、スプリント、チーム、オールグートのガソリンスタンドで利用可能。支払いには、事前にMy BMWアプリまたは車内メニューで登録したクレジットカードが使用される。


今後数週間以内に、BMW Operating System 7を搭載した車両でもこの機能が利用可能になる予定。ドイツ国内で約50万台の車両がこのサービスを利用できるようになる。


「タンク・ザールンゲン」アプリを使用すると、周辺の対応ガソリンスタンドを簡単に見つけることができる。BMW Mapsでも、オンライン決済対応のガソリンスタンドを検索できる。ガソリンスタンドに到着後、エンジンを停止すると、中央画面に支払いオプションが表示される。ユーザーはガソリンスタンドと給油ポンプを選択し、「今すぐ有効化して支払う」をクリックするだけで支払いが完了する。


また、BMW『iX5 Hydrogen』のユーザーも、H2 MOBILITY Deutschlandの水素ステーションで同様のサービスを利用できる。H2 MOBILITYは、ヨーロッパ最大の公共水素ステーションであり、3-5分の短時間で水素を補給できる。


さらに、BMWはヨーロッパの多くの国で駐車料金の車内支払いも可能にした。BMW Operating System 7、8、8.5、9を搭載した車両で、駐車ゾーンに到着すると自動的に支払いオプションが表示される。My BMWアプリに登録したクレジットカードで簡単に支払いができ、駐車場を離れると自動的に駐車予約が終了する。


これらのサービスを利用するためには、BMW ConnectedDriveアカウントまたはBMW IDが必要。車内でQRコードをスキャンし、スマートフォンで支払い情報を入力することで、簡単に設定が完了する。BMWは、支払い処理のためにサービスプロバイダーのParkopediaと提携している。

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