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『ロッキー』や『ランボー』の小道具がオークションで落札 米

Rolling Stone Japan / 2021年12月20日 21時25分

FilmPublicityArchive/United Archives/Getty

映画『ロッキー』や『ランボー』のオリジナルの台本などを含むシルヴェスター・スタローンの所有する映画作品の小道具が、ジュリアンズ・オークションに出品された。

出品された商品の中で最大の売り上げになったものは、1976年の『ロッキー』でスタローン自身が演技に使用したリングノート。詳細なプロットや場面の流れ、キャラクターのコンセプトや会話の内容などが手書きで記されたこのノートは、予想落札額5万ドルのところ、最終的に43万7500ドル(約5000万円)での落札となった。

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同シリーズから他に大きな額で落札された出品物には、『ロッキー3』でスタローンが着用した星条旗柄のボクシングショーツ(20万ドル)、スタローンのサインが書かれた『ロッキー』の第1作に関連する出版物(11万2500ドル)などがある。シリーズの続編について記されたノートや、スタローン自身が『ロッキー3』の劇中で着用していたボクシンググローブやブーツに関しては数万ドルの単位で落札されたようだ。50万枚以上のコピーが販売されたサウンドトラックのレコードでさえ2万1875ドルで落札されている。



『ロッキー』シリーズに加え、スタローンの看板作品である『ランボー』シリーズからも各種小道具が出品された。最高の落札額を記録したものは、『ランボー』の第1作で使用されたナイフスミス、ジミー・ライル製作のサバイバルナイフで、12万8000ドル(約1450万円)で落札された。同シリーズからは劇中でスタローンが着用したいくつかの衣装も出品されていたが、高額での落札となったのはやはり、「ハートストッパー」と呼ばれたオリジナルのMK-9ナイフが3万2000ドル、ラバーで作られたM60マシンガン1万6000ドルなど、ランボーの使用した武器類がほとんどだった。

上記2シリーズ以外に落札された物は、プラネット・ハリウッドでの展示のためにジャンニ・ヴェルサーチがデザインした『ジャッジ・ドレッド』(1995)の衣装(1万1250ドル)、『フィスト』(1978)で使用されたスタローンと他の出演者らのサイン入りの斧の柄(1万1520ドル)や、『エクスペンダブルズ』シリーズでスタローンが着用した腕時計、ルミノールのパネライ1950ラトラパンテ(1万9200ドル)などがあった。

From:Sylvester Stallone Clears Out the Storage Locker as Rocky, Rambo Items Sell at Auction

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