コンタクトレンズの空ケース回収、千葉でも動き ＨＯＹＡアイケアカンパニーと協定

千葉県内の自治体で使い捨てコンタクトレンズの空になったケースを回収し、リサイクルする動きが出てきた。ごみの減量化と資源化が進む。

同県船橋市では１日、回収ボックスが市役所本庁舎の正面玄関ホールに設置された。光学機器大手ＨＯＹＡのアイケアカンパニー（東京都中野区）と３月に、市民のリサイクル活動を進めるための協定を結んだことを受けた対応だ。

同社によると、回収ボックスには約７千個分のケースが入るという。回収後はリサイクル業者に売却される。得られた利益の全額が日本アイバンク協会に寄付され、視覚障害者のために役立てられる。

千葉県内では千葉市、東金市、四街道市の各庁舎のほか、同社のコンタクトレンズ専門店にも同様の回収ボックスが置かれている。

回収されたケースはボールペンや自動車部品などにリサイクルされるという。