「あがら丼・あがら飯」のスタンプラリー 今年は１０店参加 和歌山・田辺市

「あがら丼・あがら飯」のスタンプラリーのチラシ＝和歌山県田辺市

和歌山県田辺市の田辺観光協会は、地元食材を使った市内飲食店の昼食メニューを認定している「あがら丼（どん）・あがら飯（めし）」のスタンプラリーを、今年度も行っている。今回は１０店が参加。認定メニューを出す店舗でスタンプを押してもらい応募すると、特産品セットが抽選で当たる。

「あがら」は、紀南地方などの方言で「私たち」の意味。「あがら丼」は平成１９年度にどんぶりものの昼食をＰＲしようと認定をスタートし、令和元年度に対象を料理全般に広げた「あがら飯」を加えた。スタンプリーは３年度に新型コロナウイルス禍の飲食店を応援しようと始めた。

今回の１０店の昼食メニューは、熊野米を使ったリゾット風オムライスや、アユのひつまぶし丼、地元野菜をたっぷり使ったあんかけうどんなど。

同協会事務局の市観光振興課の担当者は「田辺にはおいしい店がたくさんあり、この機会にぜひ訪れて」と呼びかけている。

応募期間は前期が４月１日～９月３０日、後期が１０月１日～来年３月３１日。チラシのスタンプ台紙に各店でスタンプを押してもらい、同協会が運営する「田辺市街なかポケットパーク」（同市湊２７の３７）に郵送するか持ち込む。前、後期それぞれスタンプ１個で３千円相当（１０人）、３個で５千円相当（１０人）、５個で１万５千円相当（３人）の特産品セットが抽選で当たる。

問い合わせは同課（０７３９・２６・９９２９）。