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警察官の活動を称える「都民の警察官」始まる 警視庁150年 33/150

産経ニュース / 2024年4月26日 7時0分

昭和26年9月18日付の産業経済新聞朝刊に掲載された「都民の警官表彰式」

職務質問のプロ、住民に親しまれる駐在さん、事件捜査一筋の刑事…。長年現場で職務を担ってきたベテラン警察官を表彰する「都民の警察官」(産経新聞社など主催)。警察官を表彰する民間の顕彰制度として昭和26年に始まった。

第1回の受章者は神楽坂署の樋口政義巡査部長が選ばれた。樋口巡査部長は、栄養失調の子供5人を抱え一家心中も考えていた男性の相談を受け、全員を病院に収容するために奔走した功績が高く評価された。

昭和26年9月18日付の『産業経済新聞』によると、第1回表彰式は9月17日、日比谷公会堂で行われ、当時の衆院議長や国務大臣ら3千人が参列。樋口巡査部長は「今後とも都民の警官としての職務を全うしたい」とあいさつした。

過去には警視庁きっての似顔絵の達人である鑑識課現場写真係、戸島國雄警部補ら、昨年の第93回までに延べ347人が表彰された。

平成19年の第77回表彰式では、同年2月6日に東武東上線ときわ台駅踏切事故で女性を救助し、電車にはねられ殉職した板橋署常盤台交番の宮本邦彦警部に特別賞が贈られている。

都民の安全な生活を守るため、日夜挺身(ていしん)する警視庁の警察官。その功績をたたえ、活動を応援し続けている。(大渡美咲)

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