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ものづくりの現場公開、オープンファクトリーイベント「もっぺん」 兵庫・西脇市と多可町で10月開催

産経ニュース / 2024年5月8日 21時23分

兵庫県の西脇市と多可町で開催されるイベント「もっぺん」をPRする実行委のメンバー=西脇市役所

播州織や伝統工芸などの産業が古くからさかんな兵庫県の西脇市と多可町で、企業などがものづくりの現場を公開し、体験や実演などを通じて来場者に魅力を発信するイベント「もっぺん」が10月26、27日に開催される。イベントの実行委員会は、かつて播州織の織機がガチャンと音をたてて織るたびに万の金が儲かるとされた昭和期の「ガチャマン景気」を引き合いに、「今働く人たちのチャンスを後押しするイベントになれば」と意気込んでいる。

イベントは、「地域一体型オープンファクトリー」という取り組みで、ものづくりに関わる中小企業や工芸品産地など産業集積地を中心に広まっている。

生産現場を公開したり、来場者に作る体験をしてもらったりすることで、地域の魅力発信につながるとされ、県内では神戸市などで行われている。

西脇市では、昨年6月に開かれた播州織の産地博覧会に合わせ、オープンファクトリーを試験的に開催。播州織業界の企業7社などに、延べ356人が参加し、播州織の端切れを使ったものづくり体験などが人気を集めた。「もっぺん」というイベント名には、もう一回挑戦するという思いを込めており、播州織業界に絞らず、全業種を対象に行う。

実行委は今月末まで参加事業者を募集しており、手漉き和紙や播州釣針といった地域の伝統産業のほか、農業や製造業など多様な産業からの参加を呼びかけている。

実行委の藤井昌弘さんは「普段はみえない地域のものづくりを、子供からお年寄りまで幅広い世代に体験を通じて知ってもらう『まちびらき』のようなイベントにしたい」と話している。

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