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「開拓精神を誇りに」 紀州出身の先人しのぶ 醤油醸造や漁業、千葉・銚子の繁栄築く

産経ニュース / 2024年5月7日 18時44分

紀州出身の先人をしのぶ法要=6日、銚子市の妙福寺(岡田浩明撮影)

江戸時代に紀州(現在の和歌山県)から銚子に移り住んだ先人の子孫でつくる親睦団体「銚子木国会」が6日、千葉県銚子市の妙福寺で先祖法要を営んだ。「移住碑」を前に、参列者約100人が漁業や醤油醸造といった銚子の礎を築いた先人の遺徳をしのんだ。

先祖法要は今回で120回目。来賓で自民党の林幹雄元経済産業相や越川信一銚子市長が招かれた。同会の濱口道雄会長は「われわれの祖先は開拓者精神を持った人たち。そのスピリッツ(精神)を受け継いでいることを誇りにしたい」と挨拶した。

濱口氏が会長を務める大手醤油会社「ヤマサ醤油」は江戸時代の正保2(1645)年、紀州出身の濱口儀兵衛が銚子に渡り、創業した歴史がある。

醤油と並ぶ産業の漁業も、紀州出身の崎山治郎右衛門が同時期に漁場を求め、銚子に移り住んだのをきっかけに発展した。紀州と銚子の結び付きは400年近くにわたる。

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