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【静岡県知事選】立候補表明した鈴木康友氏がスタジオ出演➀ 力を入れたい政策は?他候補との違いはどこ?

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年4月25日 19時6分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

(川勝知事)

「6月議会をもって、この職を辞そうと思っています…以上です」

新年度の2日目。川勝知事が突然、辞職を表明したことで風雲急を告げた静岡県政。

新しい知事を選ぶ選挙は5月26日と決まり、異例の超短期決戦に。

そこに名乗りを上げたのは…元総務官僚で県の副知事も務めた大村慎一氏。

「オール静岡で取り組む決意だ」

そして前の浜松市長、鈴木康友氏。

「オール静岡で県の発展を担っていきたい」

出馬会見でともに「オール静岡」という言葉を使った2人。政策の違いはどこにあるのでしょうか?

鈴木氏は2000年、当時の民主党から衆院選に出馬し初当選。衆院議員を2期務めた後、2007年からは浜松市長を4期16年務めました。

(鈴木 康友氏)

「例えば浜松で私はベンチャー企業をどんどん育成するスタートアップを一所懸命やってきました。これ県全体でやったらすごいことができると思っている」

街頭演説では市長時代に多くの企業誘致を成功させた産業政策の実績をアピール。そして…

(鈴木 康友氏)

「長くとも2期8年。私の妻とも約束をしました。この期間に全力をあげてこの静岡県をさらに発展させていく。そのためにこれまで積み上げてきた知見・経験、ネットワークを全部フルに活用していきたいと思っている」

市長としての実績を全面に出し、大村氏との違いをアピールしています。

その鈴木康友氏がスタジオ生出演。旧知の仲でもある津川祥吾アンカーが鈴木氏の描く静岡の将来像に迫ります。

【スタジオ】

(徳増 ないるキャスター)

あらためて紹介します、県知事選への出馬を表明しています鈴木康友さんです。

(津川 祥吾アンカー)

私、今回鈴木さんが知事選に出馬すると聞いて最初ちょっと驚きました。以前一緒に国会議員をしていた時、地域のことは地域で決めようと。地方分権、地域主権。そのために基礎自治体が一番大事だからそこを強化しないといけない。さらには道州制だとか、松下幸之助さんなんかは「廃県置州」とも言っていた。だから市長をやるのだと。市長としてしっかりやっていくというのはよく分かったが、当時県にはあまり出てこないでほしいという話もされていた。その中で、今回知事選に手を挙げた。今なぜ県知事に挑戦されたのか。

(鈴木 康友氏)

やはり川勝知事が突然の辞職をされて、県政が混迷している。そういう中で私のこれまでの経験が生かせていくのではないかと。今、津川さんからも問題提起してもらったが、実はまだ、今の日本の統治の仕組みは国、府県、市町村と明確に明治時代からの上意下達の仕組みがまだ色濃く残っている。自分が基礎自治体の長をやってみて、権限が全部あればいいがそうではない。国、あるいは県からの絡みがものすごくたくさんある。もっと県市一体となればもっと大きなことができるだろうとか。あるいはもう県よりも我々に任せてほしいなど。そういうことをいろいろ感じたので、逆に基礎自治体の首長をやった私が県政を担えば、市町に寄り添っていける、県市一体となっていろいろな取り組みができるのではないかと。

(津川 祥吾アンカー)

市町を静岡県としてしっかりバックアップしていくと?

(鈴木 康友氏)

今の仕組みですと、やはりそうなる。

(徳増 ないるキャスター)

ここで鈴木さんのプロフィールをみていきます。

浜松市出身の66歳。浜松北高校から慶應大学へ進み、卒業後、多くの政治家を輩出する松下政経塾の第1期生となります。

2000年から当時の民主党で衆院議員を2期、2007年から2023年まで浜松市長を4期16年務めました。

趣味はゴルフや野球などのスポーツ、そして読書も好きで歴史小説などを読むそうです。そして趣味に関する写真を1枚持ってきてもらいました。

(徳増 ないるキャスター)

これは始球式?

(鈴木 康友氏)

中日ドラゴンズのオープン戦の始球式。浜松球場で試合があるときはだいたい呼ばれていました。

(徳増 ないるキャスター)

中日のファンなのですか?

(鈴木 康友氏)

中日がオープン戦をやってくれたので。もちろん中日も大好きなチームですが。

(徳増 ないるキャスター)

ここから本題に入ります。先週 19日に発表したマニフェストです。

「やります!」のスローガンを掲げていて「オール静岡で幸福度、日本一の静岡県をめざす!」とあります。そしてリニア、産業、防災など9項目にわたり政策が挙げられています。

(津川 祥吾アンカー)

今回はわりと時間がない中で作ったので項目だけという感じですが、その中で一番気になるのは「幸福度日本一」。OECDなどでもいろいろ指標を出していますが、県民としてどのように理解すればいいのでしょうか。

(鈴木 康友氏)

これからかなりこの幸福度というのが、英語で言うとウェルビーイング。これを上げることがこれからの政策目標として重要だということで、今、国でもウェルビーイング指標というのをいろいろ作っていますね。そういうものをしっかりと踏まえて、幸福度をどんどん上げていくと。最終的な目標というと県民の皆さんが健康で幸福に暮らせるプラットフォームを作ることが我々の使命だと思っているので。そういう意味で、市長の時にも幸福度ナンバーワン、日本総研の指標ですけどそんなことも実現しましたので、幸福度日本一の静岡県を作っていきたいと。

(津川 祥吾アンカー)

幸福度でいうと、今出している政策をこれからさらに細かく具体的に、ではどうやっていくのかということを説明する機会をまたどんどん作っていただきたいと思いますが、今回の知事選。時間がないという中ですがもう一人、共産党から森大介さんが立候補を表明しました。

今のところ、立候補を表明したのが3人で、まあどの選挙でもだいたい同じですが、有権者からするとその違いが分からないと。もっといえば誰がやっても同じではないかと言われてしまうが、それについて鈴木さんはどのように答えますか?

(鈴木 康友氏)

それぞれの候補者でそのバックグラウンドがある。ひとことで言ってしまうと、例えば大村さんもリニアを推進します、僕もリニアを推進しますと。あるいは産業政策でも、デジタルをやりますと、私もデジタルやりますという風になってくると、一緒かなとなってしまうけれども、やっぱりバックグラウンドとか、今までやってきたものを考えるとそこにだんだん違いが出てくる。そこの違いをお示ししていかないといけないと思う。

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