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年末年始感染急拡大 インフルエンザの現状は?【静岡】

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2025年1月24日 18時15分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

年末年始に爆発的な感染拡大を見せたインフルエンザ。24日、県内の患者数の最新データが発表されましたが警報レベルの状況は続いているのでしょうか。

年末年始に警報レベルの倍近い患者数を記録し、大流行となった「インフルエンザ」

県は24日、19日までの1週間で1医療機関あたりの患者数を24.23人と発表。前の週の47.73人からほぼ半減し流行のピークは過ぎたとみられますが警報レベルの終息目安の10人は依然、大きく越えているため引き続き、警報レベルは継続されます

このインフルエンザの大流行により救急医療の現場に大きな影響が出ていました

「火事ですか救急ですか」

ここは浜松市消防局消防指令センター

浜松市内からのすべての119番通報をここで受け付けています。

こちらも、年末年始は発熱などによる出動要請が殺到したといいます

(浜松市消防局 消防指令センター伊藤 寿宏 消防司令長)

「年末年始はすべて赤くなっていしまうような状態で残りの救急車がわずかという状況になりました」

浜松市内にある25台の救急車がフル稼働する状況に。特に2024年12月28日から1月6日の間には緊急通報の件数が3535件と去年の1898件から倍近い過去最多に。さらに救急車の出動件数も1957件と、620件も増加したのです。

その出動要請の多くを占めたというのが…

(浜松市消防局 消防指令センター伊藤 寿宏 消防司令長)

「発熱による救急要請はかなり多かった 病院を受診したが中々診てもらえず救急車で病院に向かいたいという内容もありました」

インフルエンザの感染者が急増した一方で、年末年始ということで休みの病院が多くやむを得ず119番通報した人が多かったようです。

通報を受ける指令員は・・・・・

(浜松市消防局 消防指令センター伊藤 達哉 消防司令補)

「年末年始休みに入ってからいきなり増えた/とても入電が多くて何とかさばききれるか切れないかというところでとても神経を使った」

命に関わるような緊急性の高い通報が多くあった一方で最近、増えているというのが知らない間に意図せず119番に発信してしまう「誤通報」

この日も・・・

(浜松市消防局 消防指令センター伊藤 達哉 消防司令補)

「119番火事ですか救急ですか」「もしもし~~~もしもし119番つながっていますよ」

呼びかけても応答がありません。

しかし通報者が倒れている可能性もあるため発信者の位置情報を調べ救急隊を向かわせます。

(浜松市消防局 消防指令センター伊藤 達哉 消防司令補)

「あ、聞こえた もしもし消防です 電話出れますか」

テレビの音が聞こえたようですが応答はないまま・・・・

通報から10分ほどで現場へ到着すると…

(浜松市消防局 消防指令センター伊藤 達哉 消防司令補)「誤報でした」

このような誤通報の増加も救急車の出動がひっ迫する原因なのです。

(浜松市消防局 消防指令センター伊藤 寿宏 消防司令長)

「救急がひっ迫した状態になると本当に救急車が必要な患者さんに救急車が向けられない向けても時間を要する事態になる。 けがや病気で通報を迷ったらかかりつけ医や#7119に相談するなど救急車の適切な利用にご理解ご協力をお願いしたい」

今後、インフルエンザの患者はさらに減少していくのでしょうか。

静岡市内の病院の医師は…

(するがこどもクリニック 草深純一 院長)

「年末年始にかけてかなり患者が多かったがピークは過ぎたがまだ少しいらっしゃるかなという印象」「このクリニックではアデノウイルスや溶連菌ノロウイルスを含めた胃腸炎の患者が結構いる」「インフルエンザの症状と被っていたりほかの感染も被っていることもある。(インフルエンザは)右肩下がりになってると思うが注意してほしい」

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