広がる「女性視点」
食品新聞 / 2024年4月19日 14時39分
大河ドラマ「光る君へ」が最近の楽しみだ。源氏物語の作者、紫式部が主人公。残虐な場面が少なく、雅やかな宮中の下で繰り広げられる、ドロドロとした駆け引きが面白い。
▼表立った争いを好まない女性の視聴率が高いというのも頷ける。時代劇好きの男性には物足りないだろうが、はなから男性の支持は期待していないのだろう。女性脚本家による女性にフィーチャーした内容に完全に振り切っている。男性も観てくれたらもうけもの、という感覚なのかもしれない。
▼女性目線は商品開発にも採用されていて、最近は地方の中小企業にも浸透を感じる。四国の食品メーカーでは女性だけのチームが携わった、にんにくをしっかりと効かせた商品を昨年発売した。ひと昔前なら男性向けだが、マスクをつける機会が増えて臭いを気にせずに食べられるようになり、若い女性の購入も多い。妻や彼女に勧められて食べたという男性もいて、相乗効果を期待する。
▼消費に影響を及ぼす8割は女性と言われる。女性が買ってクチコミをしたくなるような「女性視点」なくして、ビジネスが成り立たなくなってきているのではないか。
この記事に関連するニュース
-
フレッシュネスバーガー「3ポテト2チキン」の熱意 多彩なニーズに沿ったメニュー展開を実施
東洋経済オンライン / 2024年5月2日 12時10分
-
【芸能人のイチ押しお取り寄せグルメ気になる?】45.3%が、テレビがきっかけでグルメをお取り寄せしたいと思ったことが「ある」
PR TIMES / 2024年4月30日 12時15分
-
その食べ方が心臓と血管の病気を引き起こす…最新の論文で報告された「死を招く生活習慣の男女差」
プレジデントオンライン / 2024年4月18日 6時15分
-
セブン‐イレブン「カップデリ」拡大 背景に女性の就業や調理定年 買上げ点数増加にも寄与
食品新聞 / 2024年4月14日 20時51分
-
【調査レポート】ヘアケアのどんな内容の口コミを参考にする?1位は「効果」でした!
PR TIMES / 2024年4月13日 12時45分
ランキング
-
1Googleの「約束破り」が示す検索市場の"危うさ" ヤフーへの技術提供制限で公取委が初の処分
東洋経済オンライン / 2024年5月2日 7時20分
-
2米スターバックス、3年ぶりの減収…中東での不買運動や北米の節約志向が重荷
読売新聞 / 2024年5月1日 22時24分
-
3GWの平均予算は「2万7857円」 過ごし方の3位「買い物」、2位「外食に行く」…「海外旅行」は1%
まいどなニュース / 2024年5月2日 7時50分
-
4円下落、一時158円台に迫る 介入観測後も円安止まらず
共同通信 / 2024年5月1日 18時30分
-
5観光業で働く人のためにも「GWは廃止すべき」 こう提言しても、何も変わらなかった理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月1日 6時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください