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ズバリ、今年のセ・パ新人王は誰に?「村神様との共通点があって確信」「松坂以上の逸材」コアな野球ファンが断言! 女性が推しまくる選手は…?〈プロ野球ファン100人アンケート〉

集英社オンライン / 2024年3月29日 18時24分

本日3月29日、プロ野球2024年シーズンが開幕。毎シーズン、熱戦とともにファンが楽しみにしているのがニューカマーの活躍だ。そこで、プロ野球ファン100人を対象に、ちょっと気が早いけど「あなたが今年、新人王を獲ると思う選手は?」というアンケートを実施してみた。

期待の度合いと“村神様”の共通点

昨年はWBC世界一に続き、阪神タイガースが38年ぶりの日本一に輝くなど話題尽くしだった野球界。今年もさらなる盛り上がりが期待されるなか、ファンが期待するのは昨年末のドラフト会議で指名された122名(支配下72名・育成50名)の新人選手たちや、ブレイク前夜の若手選手たちで競われる新人王(最優秀新人)争いだ。

昨シーズンはセ・リーグが村上頌樹選手(25・阪神タイガース)、パ・リーグが山下舜平大選手(21・オリックスバファローズ)と、ともに2021年入団ながら、昨年まで1軍出場がゼロだった投手が受賞した。果たして今年は誰がブレイクするのか。



そんな一生に一度しか得るチャンスのない激しい新人王レースの行方を占うべく、東京ヤクルトスワローズの2軍本拠地・戸田球場と、埼玉西武ライオンズの2軍本拠地・CAR3219フィールドで2軍戦を観戦していたお客さん100人にアンケートを実施。コアなプロ野球ファンはいったい誰に注目しているのだろうか。

戸田球場にいた40代の男性はこう話す。

「新人王に近いのはベイスターズの度会(隆輝)選手(21)でしょう。エース級の相手投手の球を簡単にはじき返すし、150キロ超の速球にも力負けしておらず、新人とは思えない。オープン戦だけ好成績を残す新人は多いですが、度会はちょっと別格。自分はヤクルトファンですが、うちのチームのピッチャーじゃ抑えられる気がしません(笑)」

昨年のドラフト会議で3球団から1位指名を受け、競合の末、横浜DeNAベイスターズに入団した度会隆輝選手。社会人ナンバーワン野手との呼び声も高く、オープン戦から絶好調。打率.434を記録し、史上2人目となるオープン戦新人首位打者に輝いた。

同チームの三浦大輔監督にも開幕戦1番スタメンを名言されるなど、注目度は新人でナンバー1といえるだろう。ちなみに、度会選手のお父さんはヤクルトで活躍した度会博文だ。

同じく戸田球場にいた20代の男性も度会を推す。

「度会選手はプレー以外でも新人離れしています。今年のキャンプ期間中の練習試合で彼は、自分の打席でもないのに一人ベンチで『いいよー!』『もっと行こう!』などずっと声を出していたんです。

普通ルーキーの選手がそんなことできませんよね。同じく新人王を獲ったヤクルトの村上(宗隆)も入団2年目でベンチから声を出していたので、私もあの光景を観て、度会選手は絶対活躍すると確信しましたね」

得票数は本アンケート堂々1位の39票だった。

「松坂大輔以来の逸材」と西武ファンが推すのは…?

続いてCAR3219フィールドで試合を観戦する40代の男性が名前を挙げたのが、ライオンズの次期エースとして期待される武内夏暉投手(22)だ。

「新人王は武内で間違いないね。もともと西武は髙橋(光成)、今井(達也)、平良(海馬)、隅田(知一郎)と先発ピッチャーは揃ってるから『武内はローテーション入れるんかな?』くらいに思ってたけど、いざオープン戦を見てみたらレベルが違った。

あんなに重そうなストレート見たことないし、マウンド上でもベテラン選手かってくらい落ち着いてた。これまでいろんな投手を見てきたけど、あれは松坂(大輔)以上だ。1年目から沢村賞を狙えるんじゃない?」(40代・男性)

武内投手は「大学ナンバーワン左腕」の看板をひっさげて臨んだ昨秋のドラフト会議では3球団が競合。その期待値どおりオープン戦では防御率2.00を記録し、開幕ローテーション入りが確実視されている。そして、野球の実力もさることながら、その甘いマスクから女性人気も高い。

「マウンドでの冷静さもルーキー離れしてるし、どんな球でも三振を取れるのがスゴイ。武内選手を獲れた西武ファンがうらやましいです」(20代・女性)

「サウスポーで150キロ超えているだけでもすごいのに、コントロールもずば抜けてて『もはや敵なし』って感じよね。緩急も素晴らしいし、投球スタイルが工藤(公康)に似てるところも期待できる。新人王は武内くんで決まりでしょ」(50代・女性)

武内投手は度会選手に次ぐ27票を獲得。ヤクルト、西武の2軍本拠地でアンケートしたことも影響したかもしれないが、この2人で100票のうち66票をも獲得した。

「沖縄のアルトゥーベ」の名前も

次いで、8票を獲得し、コアな野球ファンから期待されているのがこの選手。

「個人的には広島の田村俊介選手がアツいかなと。生で見たらスイングがえげつなかった……。あそこまでのフルスイングを見たのは(鈴木)誠也(現メッツ)以来。構えからしてオーラがあるし、解説者もベタ褒めしてた。今年ブレイクする可能性は十分にあるんじゃないかと思ってます」(20代・男性)

今年3年目、20歳の田村俊介選手は今月行われた侍ジャパンの強化試合にも選出されるなど、カープの新たな主砲候補筆頭といえるだろう。

さらに、連覇を狙う阪神からは中継ぎ投手としての活躍が期待される門別啓人投手(19)、オリックスの大型新人内野手・横山聖哉選手(18)など各球団の昨年のドラフト1位選手が名が挙がった。

また、DeNAからは度会選手のほか、将来の正捕手として注目を集める松尾汐恩選手(19)や、2021年のドラフト会議で北海道日本ハムから1位指名を受けた達孝太選手(19)の名も。

その他、1票ながら読売ジャイアンツからはドジャースの大谷翔平選手(29)の母校・花巻東高校の後輩でもある西舘勇陽(22)、福岡ソフトバンクホークスからは昨年シーズン終盤に初出場初スタメンを果たした井上朋也選手(21)、開幕1軍こそ逃してしまったが、千葉ロッテマリーンズの“外れ外れ1位”、ルーキーの上田希由翔選手(22)、東北楽天ゴールデンイーグルスからはドラフト5位ながら「沖縄のアルトゥーベ」と評される平良竜哉選手(25)などに期待するファンもいた。

 女性ファンの意見は?

この日は戸田球場でヤクルト対巨人の二軍戦が行なわれていたため、多くのファンから名前が挙がったのはこの2選手だった。

「断トツで佐々木俊輔選手(巨人・24)ですね。昨年のドラフト3位で入団した選手でオープン戦では1番バッターを任されて、規定打席未満ですが、首位打者の度会選手に次ぐ打率4割を残しました。

彼がすごいのはオープン戦序盤は打撃がボロボロでしたが、そこから立て直したこと。野球に対する真摯な姿勢が伝わってきて結果を出してくれそうです」(30代・男性)

「私は澤井(廉)選手(ヤクルト・23)かな。昨年は2軍でホームラン王(18本)だったし、今年は“村神様”と一緒にホームランを量産してくれるはず。身体が丈夫なのもファンにとってはうれしいですね。なにせヤクルトはケガ人だらけて“ヤ戦病院”と他球団ファンからバカにされてますから(笑)」(20代・女性)

佐々木投手は5票、澤井選手が4票を獲得した。一方、一般的なファンとは違う視点で選手を見る女性ファンもいた。

「オリックスの権田(琉成)投手(24)ですね。だって顔がカッコイイじゃないですか(笑)。山本由伸投手(ドジャース)がメジャーに行っちゃったので“推し変”したんです。体が大きいのと、顔のホクロがたまらない!」(10代・女性)

 「西武の宮澤(太成)投手(24)は顔だけじゃなく、内面にも惹かれてます。だって出待ちしてたら笑顔でサインしてくれたんですよ! もちろん投げる球も早いし、体格もいいから絶対活躍してくれます」(10代・女性)

「ロッテの金田(優太)選手(19)が活躍すると思ってます。入団当初とは比べモノにならないほどガタイもよくなってるし、単純に顔が好みなんですよ(笑)。ずっと推してるので、今年は飛躍の一年にしてもらいたいですね」(20代・女性)

嗅覚の鋭い女性ファンの意見だけにあなどれない⁉ さて、今季の新人王に輝くのは? 答え合わせは7ヶ月後だ。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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