ラミレス氏、東京ヤクルトスワローズの打撃ベストナインを選定 メンバーに宮本慎也氏が驚き

（ニュースサイトしらべぇ）

アレックス・ラミレス氏が、東京ヤクルトスワローズ公式YouTubeに出演。同球団の「打撃のベストナイン」を選定した。

■ラミレス氏と宮本氏がトーク

8月6日に神宮球場で開催されたラミレス氏と宮本慎也氏のファーストピッチセレモニーの様子を特集した今回の動画。

両氏がスワローズのユニフォームを着用し、三輪正義広報をまじえてトークをする。その後、ラミレス氏は打撃重視のベストナイン、宮本氏は守備のベストナインを選ぶことなった。

関連記事：ラミレス氏、巨人・坂本勇人に三塁手転向を提案　「打撃練習を長めに」と助言も

■宮本氏が守備ベストナインを選定

フリップにベストナインを書き入れていると、ラミレス氏が「自分を入れても良いの？」と質問。三輪広報は「もちろんです」と回答し「宮本さん、2人登場してもいいです。ご本人が」と声をかけた。

まず、宮本氏が守備のベストナインを発表。「投手・田畑一也氏、捕手・古田敦也氏、一塁・武内晋一氏、二塁・城石憲之氏、三塁・宮本氏、遊撃・宮本氏、左翼・真中満氏、中堅・飯田哲也氏、右翼・稲葉篤紀現日本ハム2軍監督」と記載した。

関連記事：ラミレス氏、巨人・坂本勇人に三塁手転向を提案　「打撃練習を長めに」と助言も

■理由を説明

理由について宮本氏は「真中は球際に相当強かった。稲葉もうまかった」とコメント。投手の田畑氏には「フィールディングも上手だったし、牽制もうまくて、クイックもうまかった。投げる以外の部分がプロでトップレベルの方だった」と説明。

さらにサードに自分を選んだことには「岩村明憲って書こうかと思ったけど、俺のほうがうまかった。ショートも池山隆寛さんもいるけど、俺のほうがうまい」と笑った。

関連記事：阿部慎之助新監督は「十分やっていける」　宮本慎也氏が太鼓判、巨人の課題も指摘

■ラミレス氏が選ぶ「打撃ベストナイン」

ラミレス氏は「投手・石井一久氏、捕手古田敦也氏、一塁ロベルト・ペタジーニ氏、二塁・山田哲人選手、三塁・村上宗隆選手、遊撃・宮本慎也氏、左翼・ラミレス氏、中堅・青木宣親選手、右翼・ウラディミール・バレンティン選手」と記載する。

三輪広報が「石井さんはバッティングすごかったんですか」と質問すると2人は「良かった」と口を揃える。

フリップを見た宮本氏は「山田が入るんだ。池山さんのショートは見てないもんな」と指摘。そして「（自分も）ラミちゃんを書こうかと思ったけど、守備だから」とツッコミを入れる。

これにラミレス氏は「冗談抜きで、毎年ゴールデングラブを取れると思っていたよ」と語り、宮本氏を驚かせていた。

関連記事：阿部慎之助新監督は「十分やっていける」　宮本慎也氏が太鼓判、巨人の課題も指摘

■古田氏と宮本氏が打撃・守備両方で選出

2人が選んだベストナインに共通して出てきた古田氏と宮本氏。両者とも守備と打撃の要として黄金時代のスワローズを支え、大卒社会人出身で2000安打を達成している。

宮本氏が「投手守備ナンバーワン」に挙げた田畑氏は、北陸銀行野球部に所属するも故障で退社し、一時大工として働いていた苦労人だ。

1991年にドラフト10位で福岡ダイエーホークスに入団し、96年にヤクルトに移籍。同年12勝12敗、翌年は15勝5敗の好成績を残した。

■ラミレス氏スワローズの打撃ベストナインを選出
（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）