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9月21日の日没前後は日本全国で月がアンタレスを隠す「アンタレス食」

sorae.jp / 2023年9月21日 12時27分

日本時間2023年9月21日の日没前後、「さそり座」(蠍座)の一等星「アンタレス」を月が隠す「アンタレス食」が起こります。月が背後の天体を一時的に隠す現象は「星食(せいしょく)」や「掩蔽(えんぺい)」と呼ばれていて、今回は1時間30分前後に渡ってアンタレスが隠されて見えなくなります。

天気と眺望が良い場所であれば日本各地で観察できる模様ですが、地域によって食が起こる時刻は異なります。何時に見られるのか、国立天文台(NAOJ)が公開しているアンタレス食の情報をチェックしてみましょう。

【▲ 2023年9月21日の日本各地におけるアンタレス食の予報(Credit: 国立天文台)】

【▲ 2023年9月21日の日本各地におけるアンタレス食の予報(Credit: 国立天文台)】

国立天文台によると、2023年9月21日のアンタレス食の始まり「潜入」から食の終わり「出現」までの各地の時刻は、福岡が17時6分頃~18時35分頃、京都が17時17分頃~18時44分頃、札幌が17時24分頃~18時44分頃、東京が17時26分頃~18時51分頃などとされています(潜入の時刻順)。方角は南西~南南西にかけての空で、高さはおおむね10~30度です。

アンタレスは月の暗い側から潜入し、明るい側から出現します。月が関わる天文現象なので見つけやすいものの、今回の食は日没前に始まるため、潜入の様子を観察するのは難しそうです。一方、出現は日没後になるので、月の明るい側からアンタレスが出現する瞬間を観察できるかもしれません。今日の夕方は雨が予想される地域も多いようですが、運良く月が見えていたら、是非アンタレス食を観察してみて下さい!【2023年9月21日12時】

【▲ 国立天文台による2023年9月の星空情報・天文現象の解説動画。アンタレス食の見え方の解説あり(Credit: 国立天文台)】

 

Source

Image Credit: 国立天文台 国立天文台 - アンタレス食(2023年9月)

文/sorae編集部

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