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国産ジェット機「MRJ」、5度目の納入延期を発表 2020年半ばの引き渡し目指す

sorae.jp / 2017年1月23日 17時23分

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三菱航空機は1月23日、国産リージョナルジェット機「MRJ」の5度目の納入延期を正式発表しました。これまで予定していた2018年半ばの引き渡し計画は2020年半ばへと変更されることになります。
 
MRJは3機が米国で飛行試験を開始していましたが、三菱航空機は「一部装備品の配置変更等/電気配線全体を最新の安全性適合基準を満たす設計へと変更」などが必要と判断。量産初号機のANAホールディングスへの引き渡しが延期されることとなったのです。
 
MRJは当初は2013年の納入を目指していましたが、納入延期が繰り返されてきました。しかし2015年11月には初飛行を完了させ、米国の飛行場での「型式証明」取得のための飛行試験も開始。いよいよか……という矢先での大きなつまづきとなりました。
 
なお、今後も引き続き型式証明取得のための飛行試験は継続されます。また機体構造の変更を伴う設計変更はなく、150%負荷による静強度試験もすでに完了しているとしています。
 
Image Credit: 三菱航空機
■MRJの開発状況について
https://www.mhi.co.jp/news/story/170123.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

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