地球に似た温度の惑星「Ross 128 b」11光年先に発見 太陽系に接近中
sorae.jp / 2017年11月17日 16時57分
天文学者の国際チームは、地球に似た温度の系外惑星「Ross 128 b」を発見したと発表しました。いつものことですが、地球外生命体の存在の可能性が期待されています。
Ross 128 bは地球から約11光年離れた場所に位置する惑星で、ヨーロッパ南天天文台(ESO)の観測装置「HARPS」で発見されました。Ross 128 bは赤色矮星「Ross 128」を公転しており、その距離は地球と太陽の間の1/20ほどとなっています。
ただし、Ross 128 bは恒星から地球比で約1.38倍程度のエネルギーしか受け取っておらず、その予測温度はマイナス60度〜20度の幅に収まると推測されています。なお温度的には水が液体で存在することも可能だと考えられますが、実際に液体の水が存在するのかは不明です。
また興味深いことに、このRoss 128の惑星系は太陽系へと接近しています。これにより、7万9000年後には地球に最も近い系外惑星になる可能性があるそうです。
Image Credit:ESO
■Exoplanet with Earth-like temperature discovered nearby – and it’s getting closer
https://newatlas.com/temperate-earth-sized-exoplanet-discovered/52207/
(文/塚本直樹)
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