日本政府と国連宇宙部、宇宙ゴミ除去に関して協力
sorae.jp / 2020年2月10日 11時23分
日本政府は2月6日、国連ウィーン本部にて開催中の国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)科学技術小委員会第57会期において、「日本国政府及び国連宇宙部によるスペースデブリに関する共同声明」に署名しました。
近年、宇宙利用の多様化や宇宙事業に参画する国が増え、宇宙空間に漂う「宇宙ゴミ(スペースデブリ)」が増加し、宇宙利用に関する深刻的な問題となっています。
日本政府は、昨年6月に採択された「宇宙活動の長期的持続可能性(LTS)ガイドライン」をもとに、国連宇宙部との協力し全世界に向けて宇宙ゴミについての関心喚起や既存の技術ガイドラインの実施に向けた活動を促進していきます。
なお、宇宙ゴミ除去に向けて活動は日本を含む諸外国で様々な方法が検討されています。日本では、2025年に文科省とJAXA協力による「宇宙ゴミ除去衛星」の打ち上げが検討されています。また、同じく2025年に、欧州宇宙機関(ESA)が計画している「ClearSpace-1」では、「ロボットアームを備えた衛星が過去の打ち上げで生じたデブリをキャッチし、そのまま大気圏に再突入することで軌道上からデブリを排除する」という方法を実施する予定です。
関連:世界初「軌道上からデブリを取り除くミッション」が2025年に実施予定
Source: 外務省
この記事に関連するニュース
-
15年前から地球を周回し続けるロケットの一部 アストロスケールの実証衛星が撮影成功
sorae.jp / 2024年4月30日 18時0分
-
アストロスケール、大型デブリ除去等の技術実証を目指すJAXAの商業デブリ除去実証フェーズIIに選定
PR TIMES / 2024年4月26日 18時40分
-
アストロスケールがJAXAの商業デブリ除去実証フェーズIIに選定、新たな実証衛星の開発へ
マイナビニュース / 2024年4月25日 20時59分
-
80億人の生活に影響を及ぼす可能性のある宇宙ゴミ問題に着目「Space Trash Signs」始動
PR TIMES / 2024年4月24日 18時40分
-
アストロスケールの商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」、デブリの後方数百mの距離にまで接近に成功
PR TIMES / 2024年4月22日 16時45分
ランキング
-
1キー局決算で見えた「TVerによる驚きの配信収入」 50億円規模の事業が3割も4割も伸びている
東洋経済オンライン / 2024年5月20日 12時0分
-
2「家を借りられない」「老人ホームにも入れない」身寄りのない“孤独な高齢者”が増加する日本を待ち受ける残酷な未来とは
日刊SPA! / 2024年5月20日 8時52分
-
3クルマに加工された「謎のツブツブ模様」なぜ必要? どうして車種によって有無がある? 気になる「不思議な印」の役立ち方とは
くるまのニュース / 2024年5月20日 14時10分
-
4【青汁】血糖値、便秘、高血圧を改善… 夕食30分前に飲むと睡眠の質向上も
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年5月20日 9時26分
-
5白髪は禿げないのは本当? 目立たせないドライヤー活用法はあるのか?【プロに学ぶ「白髪染め」「白髪のぼかし」】
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年5月20日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください