ロシア宇宙機関が米ロ飛行士の新たなクルー交換とトップの交代を発表
sorae.jp / 2022年7月17日 20時57分
ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスは7月15日付で、アメリカ航空宇宙局(NASA)との間で新たなクルー交換(座席交換)の協定が結ばれたことを発表しました。
ロスコスモスによると、今後打ち上げが予定されているロシアの有人宇宙船「ソユーズMS-22」にNASAのフランク・ルビオ(Frank Rubio)宇宙飛行士が、スペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」による「Crew-5」ミッションにロスコスモスのアンナ・キキナ(Anna Kikina)宇宙飛行士が、それぞれ協定にもとづいて搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に向かうことになりました。クルードラゴンに搭乗するロシアの宇宙飛行士はキキナ飛行士が初めてです。
ソユーズMS-22にはルビオ飛行士の他に、ロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ(Sergey Prokopiev)宇宙飛行士とドミトリー・ペテリン(Dmitry Petelin)宇宙飛行士が搭乗します。また、Crew-5ミッションのクルードラゴンにはキキナ飛行士の他に、NASAのニコール・マン(Nicole Mann)宇宙飛行士とジョシュ・カサダ(Josh Kassada)宇宙飛行士、それに宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一宇宙飛行士の搭乗が決まっています。打ち上げはどちらも2022年秋に予定されています。
また、ロスコスモスは同じく7月15日付で、2018年からCEOを務めてきたドミトリー・ロゴージン氏が解任され、新たにミシュスティン内閣の副首相(国防・宇宙産業担当)ユーリ・ボリソフ氏がCEOに任命されたことを発表しました。CEO交代の理由は明らかにされていませんが、海外メディアではロゴージン氏に新たな役職が用意されているとも報じられています。
関連:ソユーズ宇宙船「MS-21」打ち上げ成功、フライトスーツが注目集める
Source
Image Credit: NASA, Roscosmos Госкорпорация «Роскосмос» (Telegram)文/松村武宏
この記事に関連するニュース
-
ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」打ち上げ再延期 早くても日本時間5月22日朝に
sorae.jp / 2024年5月17日 7時0分
-
【速報・更新】ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」打ち上げ延期
sorae.jp / 2024年5月7日 11時4分
-
NASA新宇宙船の有人試験延期 ボーイング製、ISS輸送目的
共同通信 / 2024年5月7日 10時34分
-
ISSでクルードラゴン宇宙船の移動作業実施 スターライナー到着に備える
sorae.jp / 2024年5月5日 10時25分
-
新型宇宙船「スターライナー」準備完了審査クリア 5月実施予定の有人飛行試験に一歩前進
sorae.jp / 2024年4月26日 17時10分
ランキング
-
1シニアが健康寿命を延ばすために心がけること2選
オールアバウト / 2024年5月17日 19時30分
-
250代からの即効「二の腕やせ」!たるみを解消して引き締める方法【Dr.中村格子の美からだ学】
ハルメク365 / 2024年5月17日 22時50分
-
3ワークマンの「機能的なサンダル」3選 2000円前後で買える、アウトドアでも活躍する優秀アイテム
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月18日 9時55分
-
4ヤマトHDを苦しめる「2024年問題」…大幅減益で株価も大幅下落(小林佳樹)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月18日 9時26分
-
5“激安焼肉食べ放題店”の元店員が暴露。「客に“得させないようにする”3つのワナ」
日刊SPA! / 2024年5月8日 15時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください