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今の弁護士で大丈夫?どんなときにセカンドオピニオンを求めるべきか弁護士に聞いてみた!

相談LINE / 2015年10月13日 20時0分

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前回、弁護士へのセカンドオピニオンがそもそも有効なのかどうかを取り扱った。話を伺った星野宏明弁護士は「有効です」と断言した。
そこで今回は、弁護士のセカンドオピニオンをどんなときに利用するべきかをまとめてみる。
有効であるにも関わらず、まだまだ認知度が低い弁護士へのセカンドオピニオンを、こういった形で詳細にまとめておくことで、よりよいトラブル解決の一助になるのではないだろうか。話を伺ったのは前回同様、星野法律事務所の代表である星野宏明弁護士である。

■事件に対する見通しと、その処理方針に納得出来ないならセカンドオピニオンもあり!

「近年、既に他の弁護士にも相談した方や、既に他の弁護士に依頼している方からの相談も増えています」(星野宏明弁護士)

こう切り出した星野宏明弁護士。では早速、セカンドオピニオンはどんな状態で求めるべきだろうか。

「相談した弁護士の処理方針や、事件見通しにどうしても納得できない場合には、セカンドオピニオンを得てもよいと思います」(星野宏明弁護士)

見通しとそれに対する方針に納得ができなければセカンドオピニオンを求めてもいいと話す星野宏明弁護士。これは医者に対するそれと全く同じといえるだろう。

■そもそも自らの要求に無理があるならば、セカンドオピニオンを求めても無意味

これまでセカンドオピニオンを求めるべきタイミングについて触れてきたが、逆に弊害はあるのだろうか。

「どんな場合も、セカンドオピニオンが必要というわけではなく、弊害もあります。例えば,明らかに証拠が足りず、無理筋な請求の場合や、逆に証拠が固く、勝訴の確率が高いといえる場合には、あえて複数の弁護士に聞く意味はありません」(星野宏明弁護士)

「複数の弁護士に相談しても、時間と費用が無駄になるだけであり、すでに依頼した弁護士やすでに相談している弁護士との連絡を密にした方がよほどメリットがあります」(星野宏明弁護士)

先程、セカンドオピニオンは方針や見通しに納得出来ない場合に求めるべきだと話した。しかし、他の弁護士に話をする前に、そもそも自分の要求が、到底受け入れてもらえないような内容となっていないかどうかは自問する必要があるかもしれない。

■自分に都合の良いことを言ってくれる弁護士が見つかるまで相談することも無意味

無理な要求でも答えてくれるような弁護士を探すためのセカンドオピニオンならばやめたほうがいいと星野宏明弁護士も話す。

「2人目の弁護士もほとんど同じ意見だったのに、さらに3人目、4人目と自分に都合のいいことを言ってくれる弁護士に出会うまで延々と法律事務所巡りをすることは無意味です」(星野宏明弁護士)

現在依頼中や、これから依頼しようと考えている弁護士がいるという方の中に、もしも方針や見通しで少しでも納得出来ない点があるならば、まずはそれについて弁護士と話し合うことが先に必要だろう。

勿論そこには、ご自身の希望に無理がないという前提が必要であるが、もしもそれを満たしたうえでもやり方に納得出来ないならば、これまで述べてきたようにセカンドオピニオンをオススメしたい。

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