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“研究者の卵”薬学部の現役大学院生がグラドルとして活動する理由「誰かの活力になりたい」

日刊SPA! / 2024年1月31日 15時51分

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新田ゆう氏

 しなやかな身体と、絡め取られそうな妖しさを放つ四肢。身長172センチ、股下87センチという圧巻の体型を武器に、グラビアアイドルはもちろん、バラエティ番組やテレビドラマ、舞台などにも活躍を広げる女性がいる。新田ゆう氏だ。初めての写真集でセミヌードを披露するなど、度胸も筋金入りだ。
 そのスレンダーボディで見る者を魅了する新田氏には、薬学部の大学院生という別の顔がある。研究者の卵であり、薬学研究に熱を上げる“リケジョ”だ。

◆教科書を枕の下に入れて眠っている

「何事も、とことんやらないと気がすまない性格なんです。薬学部に入学してからは、芸能のお仕事以外の時間は勉強に熱中しています。寝る前まで教科書を読んで、その教科書を枕の下に入れて眠るんです。なんとなく、夢の中でも復習したくて。翌朝、目が醒めて『ちゃんと覚えてた』みたいなことをやってます。薬学部の教科書は分厚いので、どんどん枕の高さが高くなって、少し寝づらいのが不便です(笑)」

 研究への打ち込み方は本格的だ。2023年12月3日に開催された第36回日本酸化ストレス学会関東支部会において、新田氏が発表した「Amyloid β誘導細胞死のX線照射による抑制」(一般演題)が優秀演題賞を受賞するなど、将来の発展が期待されている。

「これまで海外の学会にも参加させてもらったりしましたが、受賞したのは今回が初めてで、とても嬉しかったです。研究室にも賞状が飾ってあって、いろいろな研究者の先輩から祝福してもらえました。大学進学以来続けてきたアルツハイマーの研究で認めていただけたのは、これまでの努力が実ったように思います」

◆「裕福な家庭」で育ったわけではない

 類まれな美貌を持ち、頭脳明晰。そんな特別な女性の成功譚かと思えば、新田氏は「昔から取り柄と呼べるものは根性だけ」と微笑む。小学校2年生から高校3年生まで続け、あらゆる大会で優秀な成績を残したフィギュアスケートでは、トップ層の有名選手としのぎを削った。

「フィギュアスケートをやっていたというと、裕福な家庭で育ったと勘違いされるのですが、本当にそんなことはないんです。両親は高卒後に働いて結婚して……という一般的な家庭です。私が恵まれていたとすれば、両親や祖父母からたくさん応援してもらえたことでしょうか。学生時代は、朝6時からスケートリンクで練習開始、8時位に登校して、下校後はまた22時くらいまで練習という毎日でした。日曜日しか休みがなくて、1週間を駆け抜けたらもうぐったり……という状態でしたね。私は昔から“ファザコン”といわれるくらい父と仲が良いのですが、父はその少ない休みを私が楽しめるように使ってくれる優しい存在です。旅行やいろいろなイベントに連れて行ってもらいました」

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