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「ホリエのWiFi」4000円で“実質使い放題”はお得なのか?「楽天モバイル」と比較してみた

日刊SPA! / 2024年2月5日 8時53分

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「ホリエのWiFi」

堀江貴文氏による格安SIMブランド「HORIE MOBILE」のWi-Fiルータープランとして2023年10月にサービスが開始された「ホリエのWiFi」。4000円強の月額料金で「実質使い放題」をうたっているが、はたして利用するメリットはあるのだろうか? 
◆約2万円のルーター購入は必須

「ホリエのWiFi」は、月額4180円(税込・以下同)で月300GBのデータ通信が利用可能。1日あたりの上限も10GBと余裕がある。YouTube動画を1時間視聴した場合の通信量が1GB程度、Zoom会議の場合は1時間あたり0.6〜1GB程度なので、かなりヘビーな使い方をしても充分な容量といえるだろう。

ただし、通信プランのみを契約することはできず、2万1120円のモバイルルーター本体を契約時に購入する必要がある。毎月800円の割引が適用され、24か月で「実質無料」になることがうたわれているものの、その前に解約するときは、残りの端末代金は当然自己負担ということになる。短期間で解約する可能性がある場合には注意が必要だ。

◆回線は選択不可、海外利用は別料金

回線は、docomo、au、SoftBankの3キャリアから最適な回線が自動で選択される「クラウドSIM」が採用されている。なお、クラウドSIMに共通していえることだが、接続先をユーザー側で自由に回線を選ぶことはできない。

また、公式サイトでは「海外でもそのまま使える」ことを強調しているが、あくまでも設定の切り替え不要で利用できるという意味であり、通信には国ごとに定められた料金が別途必要になる。1GBあたりの料金は、アメリカ本土やイタリア、フランス、イギリスなどの場合で900円となっている。

◆「楽天モバイル+テザリング」と比べると?

「わざわざWi-Fiサービスを契約しなくても、スマホからテザリングすればいいのでは?」と思う人もいるかもしれない。たしかにそのほうがルーターを持ち歩かなくていいし、契約が1つで済むので管理も楽だ。ただし、スマホ向けの大容量もしくは無制限プランの選択肢は実はそれほど多くはない。「100GB以上利用できるプラン」を基準に探すと、楽天モバイルの「最強プラン」(無制限・最大月3278円)、docomoのオンライン専用プラン「ahamo大盛り」(100GB・月4950円)、docomoの「eximo」(無制限・最大7315円)あたりになるが、楽天モバイル以外はいずれも割高感がある。

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