1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

伝説の“レディース総長”引退後の波乱万丈。元ヤン・シングルマザーの“子育て”とは――大反響トップ10

日刊SPA! / 2024年3月2日 15時44分

——かおりさんがひとりで子育てされて、2人の息子さんも立派になられたので。父親の存在意義についても考えてしまいました……。

かおり:ただ、叱る時に子どもの逃げ道を用意してあげられなかったんで、そこはやっぱり難しかったし、けっこう悩みました。叱った後のフォロー役がいないから。キツく叱った後に子どもを慰めてくれるような存在がほしかったです。

私の周りはみんな若くして結婚したから、シングルマザーや再婚者が多い。片親のせいか、子どもたちは自立心が強いしっかり者が多い気もして。夫婦そろって子育てしたほうがいいとは思うんですけど、結局いかに愛情表現できるかなのかな。親はずっと子どもの応援団でいればいい。

◆“義理”や“人情”を大切に生きていれば、最終的には悪いようにはならない

——生きづらさを感じていたり、“居場所”を求めて夜の街にたむろしたりする若者はいつの時代もいると思いますが、かおりさんが今の子たちを見て思うところなどはありますか?

かおり:私も根底は寂しがり屋だから、仲間とたむろする気持ちは全然わかりますよ。当時はSNSなんてなかったけど、私も“栃木のかおり、ここにあり“みたいな感じで名を上げたいと思っていたので。ある意味、それも“承認欲求”だと思う。ただ、今の子たちは流れてくる情報量が多すぎて、少しかわいそうかも。いちいち目についてしまって、自分と他人を比べてしまうから。

ただ、私もさんざん周りに心配や迷惑をかけてきましたけど、時代が変わっても、“義理”や“人情”を大切に生きていれば、最終的にはそうそう悪いようには転がらないとも思っていて。あとは気合と根性(笑)。それを忘れなければ、大丈夫な気がしますね。

<取材・文/伊藤綾、撮影/藤井厚年>

【伊藤綾】
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください