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ラブホデート中にまさかのボヤ騒ぎ。明らかになった彼の“最低な本性”にドン引き!

日刊SPA! / 2024年3月3日 15時53分

「衝撃の事実に帰る気にもなれず、フロントに宿泊する旨を伝え、その夜は別の広すぎる部屋に1人で泊まることにしました」

 それ以来、彼とは会っていないという。あの言葉が思い出される。

“こんなところでお前と死にたくない”

「そりゃそうだ、奥さんとお子さんを大事にしていることを願うばかりです」と、清水さんは締めくくった。

◆ラブホ街で「ハニースポットはどこですか?」

 前田裕子さん(仮名・20代)の実家はラブホテル街にある。学生時代、自宅がラブホ街にあることで、困った経験をしたという。

「たびたび道を尋ねられることがあります。駅でも観光名所でもない、ホテルの場所を、ですよ。私は、道を聞かれたらできる限り、期待に応えられるように努力するタイプなんです(笑)」

 道を尋ねてくる相手は、ラブホに派遣されるお姉さんや送迎のお兄さん、備品の納品に来た業者、宅配業者の人が多く、その都度、丁寧にラブホまでの道を案内していた。

「ほぼ“ネオンがチカチカしているハデな建物です”と言うしかないくらい、同じような建物ばかりで。私は語彙力がなく、案内するのに苦労しました」

 尋ねる側も勇気が必要だろう、と前田さん。「ホテル ホワイト・ミルキィ」「ホテル ハニースポット」「シークレットホテル ZERO」(※ホテル名はすべて仮名)など、口にすることが恥ずかしい名前が多いからだ。

「まあ、尋ねる側も恥ずかしい思いをしているはずです。すんなり教えられる私も、顔から火が出そうでしたけど……。余程のことがない限り、ラブホ街で道を聞くのはやめていただきたいのが正直な思いです」

◆わざと道を尋ねてくる人も

 高校時代には、「オススメのホテルある?」とニヤニヤしながら尋ねてくる人も多かったという。

「そりゃ、ラブホ街を高校の制服を着て歩いていたら、声をかけられることもあります。ギャル系の友だちは、『オススメのラブホどこ? お姉さん込みで』とよく分からない聞かれ方をしたらしいです」

 しかし、それよりも困ったことは、学校や会社に自宅の周辺地図を提出しなければならなかったり、道端で偶然出会った友だちに「どこに住んでるの?」と尋ねられたりすることだった。

「地図を書けば、“ラブホ・ラブホ・自宅・ラブホ”となり……。友だちに場所をにごして伝えると、『あの人、ラブホ街でよく見かける! 大人のバイトでもしてるのかな』とヒソヒソ話をされるんです」

 ただし、案外、ラブホ街の治安はよかったのだとか。

「ラブホ街の夜は、ネオンで明るくて歩きやすいんです。あえてラブホ街を選んでウォーキングする人も多いですよ」

 前田さんはラブホ街の住人ならではの、意外な情報を教えてくれたのだった。

<取材・文/資産もとお>

―[ラブホの珍ハプニング]―

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