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2024年文房具屋さん大賞「手帳部門」BEST3を発表。1位は、学生時代よく使った“シリーズ”の新商品

日刊SPA! / 2024年3月15日 8時51分

「行動や目的で編集する、自分だけのカスタマイズ手帳。1年後の自分があきらかに変化する」(宇田川一美氏)

◆手帳部門第1位「キャンパス ダイアリー2024」の商品開発秘話

 今年の手帳部門を制したのはコクヨの「キャンパスダイアリー2024 ハーフサイズ」。日本手帖の会代表の折比嘉育郎氏が、商品開発に携わったコクヨの清田広太郎氏に話を聞いた。

手帳が好きな人

【折比嘉 育郎(おりひかいくお)】
日本手帖の会代表。全国で手帳総選挙を開催し、自身も新しい手帳との出合いに常にワクワクしながら、オリジナルの使い方などを研究している。

手帳を作る人

【清田 広太郎】
開発本部 開発第1部 企画開発第1G。入社以来、営業、販売企画、商品企画、事業戦略を歴任。現在はダイアリーとグローバルノート戦略に従事。

◆アフターコロナに求められる手帳のニーズをしっかり抑える

折比嘉:手帳部門の1位受賞、おめでとうございます。

清田:ありがとうございます。ハーフサイズの手帳は各社から発売されているので、その中で弊社の商品を1位に選んでいただいたのは非常に光栄です。受賞をきっかけにして多くの人に商品を知っていただき、手に取ってほしいです。

折比嘉:2024年版の限定表紙デザインもおしゃれですね。

清田:ナチュラルガーデン柄はサイズ違いも含めて、文房具屋さんで人気商品にランクインするなど、とても好評です。毎年、限定デザインにはかなり力を入れているので社員一同喜んでいます。

折比嘉:ハーフサイズは、コロナ禍でワークスタイルに変化が生じて注目されたサイズですよね。テレワークで仕事をする人が、パソコン前の省スペースでノートや手帳を開きたいというニーズが高まって。

清田:その通りです。ただ、今年はコロナが5類に移行して、以前の働き方と新しい働き方の二極化が顕著になりました。そういう意味では、ハーフサイズに新しい価値を付加してスタンダードサイズとして広めていけたらいいなと思っています。

折比嘉:スタンダードサイズとしてとはどういうことですか。

清田:パソコンとセットで使いやすいサイズ感はもちろんですが、携帯性に優れている点や見開きのよさなども含めてアピールし、定番化できればと思っています。

◆どのようにしてハーフサイズが生まれたのか?

折比嘉:ハーフサイズを開発されたきっかけは?

清田:ハーフサイズに関しては先行してキャンパスノートを発売していましたが、仕事をするうえではスケジュール管理が必須ということで今回のダイアリータイプの企画に至りました。

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