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「妻に激ギレされる失態も」育児休業を3か月間とったSPA!の30代男性編集者が感じた“10の知っておくべきこと”

日刊SPA! / 2024年3月17日 8時53分

 着実に支援環境が整いつつある一方で、申請が難しかったり、通るのに時間がかかったりすることは気になった。私の場合、出産応援ギフト(5万円分)と、子育て応援ギフト(10万円分)を夫婦別々に付与させてしまい、あとで妻に激ギレされるという大失態を犯している(本来であればどちらかのIDに統一させる)。できるかぎり前から、少しずつ計画づくりを進めることが大切だと感じる。

◆3)パートナーを大事にしたほうがいい

 妻が入った病院では出産して5日目(はやっ!)には退院する。もちろんお互いの両親に来てもらって手伝ってもらえるならそれがベストだが、ともに地方出身者である私たち夫婦は、年齢や仕事などさまざまな事情があり、それは叶わずその日から2人だけで子育てをした。子供を産んで、身体的にも、精神的にも大きな負担を受けた(いわゆる産褥期の)妻は、いろいろと不安定になりがち。

 とにかくパートナーを大事にすることを私は心がけていた。ライターさんや編集長から「産後の恨みは一生残る」と聞かされ、さらに主体性を出すために「手伝う、参加するといった言葉はNG」だとも言われていた(それでもつい使ってしまうが)。今後の夫婦生活を円満にするためにも、とにかく妻には優しくしたほうがいい。

◆4)おばあちゃんの知恵袋は役に立つ

 生まれたばかりの子供はとにかく泣く。正直想像以上のしんどさだった。退院して2日目、まったく赤ちゃんが泣き止まずに限界突破していた時期があった(本当にはやい)。

 そこで、すがる思いで私は、実家に暮らす妻の母親(義母)にビデオ電話をした。すると、私たちの話を聞いて、瞬時に状況を把握した義母は一言。「立てばええんや……」。実は、私は座って赤ちゃんをあやしていたのだ。立ち上がって歩きながらあやしたほうが、赤ちゃんは“輸送反応”と呼ばれ、泣き止むのだが、これを試した途端、本当に泣き止んだ。

 また別のときには、ベビーカーで号泣した赤ちゃんをビデオ通話ごしに見て、また一言。「幌(ほろ)を開ければええんや」。やはりすぐ泣き止んだ。「周りの景色が見られなくて寂しかったんや」という義母の言葉に、科学的根拠があるか不明だが、わかったのは、彼女は経験的に赤ちゃんのあやし方を知っているということ。毎日、深夜3時頃まで飲酒&アニメ視聴している義母だが、実は頼りになる存在であると、私はこのとき思ったのだ。あのときは本当にありがとうございました。

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