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「妻に激ギレされる失態も」育児休業を3か月間とったSPA!の30代男性編集者が感じた“10の知っておくべきこと”

日刊SPA! / 2024年3月17日 8時53分

◆5)申請関係は早めにやっておこう

 出産1か月後から赤ちゃんの予防接種がはじまる。しかし、申請しても予約が取れるのは1か月後みたいな話が育児期間中はよくある。前出の「018サポート」に関しても、マイナンバーカードや住民票など必要書類を申請しても、その結果が分かるのは(私の場合だけかもしれないが、こちらも)1か月後だったりする。

 下手すると育休明けになってしまいかねないので、出産前から少しずつ準備をして、出産したら早めに申込むように心がけたい。産前からの準備はわかっていても、忙しいので、つい後回しにしがち。それでもやっぱり早めに準備するようにと念押ししておく。

◆6)育休を当然だと思わない

 世の中的に育休取得を奨励する流れがあり、幸運なことに私の職場もそれを応援してくれていたので、私はにすんなりと育休に入ることができたが、それが当然の権利だとはあまり思っていない。もちろん、男性の育児休業取得率が増えるのはよいことであるし、女性だけが育児負担が増えることはあってはならない。

 しかし、つい先日ある50代の男性と話していたときに「俺らの時代は、育休中とりたいなんて言ったら、じゃあ明日から来なくていいよだったから」と言われたのが、ミョーに印象に残っている。確かに、数十年前まではそれが常識だったのだ。

 いまだにさまざまな考えを持つ人はいるだろうし、自分が恵まれた時代にいるのだから、職場で代わりに働いてくれている人たちへの感謝の気持ちは持っておいたほうがよさそうだ(なんて書くとゴマを擦っているようだが)。職場復帰がスムーズにできるように事前準備をしたり、復帰時には簡単な手土産も持って行ったりしたほうがいいだろう。双方が気持ちよく働けるようにすることで、育休制度自体も長く、より活用されていくと思うのだ。

◆7)家族の助けはなるべく借りよう

 状態にもよるが、赤ちゃんのおおよそ出産1か月後から自動車や電車など長距離の移動が可能になる。私の場合は、出産から40日後に、妻と赤ちゃんとともに車で実家に帰省し、1か月弱お世話になった。2人きりの育児は大変だ。それがもう一人いるだけでここまで変わるのかというくらいラクになった。

 たとえば2人きりだと、1人は育児、もう一人は家事だったのが、そこに1人加わるだけで、1人分の手が空く。その間に休憩できるのだ。実家に帰ってはじめてゆっくり落ち着くことができたと思う。こちらが出向くのではなく、来てもらうのでもいいので、家族のサポートは受けておくに越したことはない。その節は、本当にちゃーさんありがとうございました。

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