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『ザ・ノンフィクション』話題の結婚相談所に“年収1500万円の会社経営者”が入会。浮かび上がった“意外な”弱点

日刊SPA! / 2024年3月24日 8時52分

——やはり(笑)。「鳴かず飛ばず」ゆえに、日常生活での出会いやマッチングアプリ経由の出会いをあきらめる男性も多い一方、Aさんは成功体験もお持ちです。なぜ結婚相談所に舵を切り替えたのでしょうか。

A:過去の交際相手と結婚の話をしたことはないんですよね。当時、願望がなかったためかもしれませんが……。マッチングアプリについても、どうしても恋愛ベースといいますか。会話やデートの楽しさのようなものが主軸になりがちだと感じて。

植草:さすがの慧眼です。当然のことではありますが、結婚相談所の大きなメリットのひとつが、結婚観のすり合わせから始められることです。

◆Aさんの“意外な”弱点は…

A:私の場合、2人の子供に恵まれたい思いがありまして。お互いが考えるタイミングが合うかどうかや、あるいはそもそも子供が欲しくない方もいらっしゃいますよね。そうした結婚後の人生設計を前提に、話し合いながら相手を探せるのがいいなと思っています。

植草:そうなんです。にもかかわらず、「ロマン」「ときめき」といった恋愛感情を優先してしまう会員の方も結構いらっしゃって……。そうした方には「恋愛じゃなくて結婚をしに来たんですよね」「結婚生活を営むなかで恋愛感情がついてくる相手を探すんですよ」と、口を酸っぱくして諌めています。

——マッチングアプリと結婚相談所では、「モテ」云々ではなく「目的」が違うわけですね。とはいえ、Aさんならすぐに見つかりそうに感じます。隠れた弱点だったり、難しすぎる理想があったりするのでしょうか。

植草:実は「年収」が弱点です。年齢などほかの要素を加味した際、Aさんの数字上の年収はもちろん高い。ですが、法人成りして間もない経営者なので、どうしてもアップダウンはありますし、その収入を会社員や公務員と同じような感覚では使えません。

 そうした実態をわからない女性会員が、年収だけを見てお見合いを申し込んで「思った感じと違う」となってしまう場合も発生しやすいです。反対に、そうした実態を理解している女性会員だと、はなから敬遠されてしまうことも。年収より雇用形態を重視する人も多いのです。

A:実感していますね。もともと、大学を卒業後に新卒で入った会社を5ヶ月で辞めて、個人事業主に。徐々に拡大していき、今年ついに法人成りしたのですが、経緯として少々チャレンジングですよね。なので、安定志向が強い方や、依頼心が強すぎる方だと相性が悪いのかなと。むしろちょっと変わったタイプの方……好きなものがしっかりあって、私の趣味も理解してくれるような方が理想です。

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