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ユニクロを日本一買っている男が明かす「ユニクロの品質が落ちている疑惑」の真相――仰天ニュース・大反響トップ10

日刊SPA! / 2024年4月14日 15時45分

 ウールとポリエステルはどちらが強いイメージですか? ナイロンとカシミアはどうでしょう? 高級素材ほど洗いにくくケアが難しいイメージはありませんか?

 なぜか日本人は「高い服ほど長持ちする」と思い込んでいますが、素材だけで言えばそれはまったく逆です。ポリエステルやナイロンや格安の分厚いコットンのほうがコストも安く、耐久性も高い。他方、ウールやカシミヤ、リネンやシルクなど高級素材のほうが脆くダメになりやすいのです。

 つまりユニクロとしては高級素材を使いクオリティUPを実践しているけれど、耐久性という意味ではそれが逆効果につながっている……と推察されます。

 ただ、もちろんユニクロもそんなことはわかっていて高級素材でも耐久性が保てるようにいろいろ工夫をしていますが、それでも過去の格安素材時代と比較すると多少劣ってきているのでしょう。なかなか難しい問題ですが、今後のユニクロの工夫に期待です。

◆★デザイナーズコラボってなぜ続くの?

 ジルサンダーを筆頭に、エルメスのデザイナーを務めたクリストフルメールとのコラボ、ロエベのデザイナーであるJWアンダーソンとのコラボなど「ハイブランドコラボ」が盛んに行われています。

 消費者としては世界クラスのデザインが低価格で手に入るので嬉しい限りですが、同時に「本家ブランドからするとイメージ下がるはずなのになぜやるんだろう……?」と疑問に思ったことはありませんか?

「買う人が増えてくれるからメリットが多いんじゃないか?」と思う人もいるかもしれませんが、ジルサンダーのアウターは現在基本の価格で20万円を超えています。いくらなんでも5000~6000円くらいの価格帯で出している+Jから本家ジルサンダーに進む人がそんなにいるとは到底思えません。

 知名度UPにはなるかもしれませんが、本家の売上向上にはほとんど寄与しないはずだし(価格帯から推察する客層がまるで違う)、また既存のブランドファンからすれば「ユニクロコラボ」で喜ぶ人はいないでしょう。

「安いイメージになっちゃったなあ」とがっかりする人も多いんじゃないでしょうか。実際レディースブランド「マメクロゴウチ」とユニクロのコラボでは発表した瞬間からブランドのインスタコメント欄が大炎上。「なぜユニクロなんかと組むんだ」と激怒したブランドファンが殺到したものです。

 そう考えるとブランド側はなぜユニクロと組むのでしょうか。デメリットしかないように思えるかもしれませんが、実はここにはカラクリがあります。

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