食べっぷりも話題に…川口春奈出演『9ボーダー』が“最近流行りのドラマ”と一味も二味も違う理由
日刊SPA! / 2024年5月3日 15時52分
「まだではありますが、そろそろ近いような……」という台詞が象徴していた川口の曖昧さなら、うまく余白を作りながら前に進めるかもしれない。SEKAI NO OWARI「陽炎」のサビが流れ、三姉妹それぞれの孤独が浮き彫りになる第1話クライマックスを見て思う。『着飾る恋』の「頑張れ」の必殺フレーズ発動の瞬間も星野源による主題歌「不思議」のR&Bフレイバーなメロウネスが川口のエモーションを高めていた。一方の「陽炎」では、こぼれたビールを右手親指と人差し指だけでつまむように飲む川口の清濁ないまぜのワンショットが際立つ。この場面を見て、アラサーの葛藤を体現し、時代の変化を身をもって察知する“炭鉱のカナリア”になることができる俳優は、川口春奈しかいないと強く思った。
<TEXT/加賀谷健>
【加賀谷健】
コラムニスト・音楽企画プロデューサー。クラシック音楽を専門とするプロダクションでR&B部門を立ち上げ、企画プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメンと映画」をテーマにコラムを執筆。最近では解説番組出演の他、ドラマの脚本を書いている。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。Twitter:@1895cu
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