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サウナブームに疲れた人は「街の銭湯」に行くべし。令和では珍しい「怒ってくれるおじさん」も

日刊SPA! / 2024年5月10日 8時53分

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※写真はイメージです(Photo by Adobe Stock)

―[モテるデブには理由がある]―

 こんにちは、「心もカラダもビッグサイズな男たち」のためのファッション&ライフスタイル情報を配信するWebマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科典仁です。
◆最近のサウナブームに辟易

 空前の「サウナブーム」と言っても過言ではない今日このごろですが、デブ諸氏の皆さんも「ととのって」いますでしょうか?

 実は私もサウナブームのはるか昔からサウナを愛する「サウナー」だったりします。

 やはりサウナの醍醐味は、限界まで我慢して全身が燃えてしまうのではないかという状態でキンキンに冷えた水風呂にジャボーンッ! 心と体が浄化されていくような快感の中毒になり、毎日のように通っていた時期もありました。しかし、最近はブームの加熱によってサウナが混みすぎてしまうことに我々ベテランは少し困っています。特に土日など、すごいときにはサウナの入り口に行列ができてしまい、なかなか入れずに諦めてしまうこともしばしば。

 また、いわゆる「スーパー銭湯」などの施設に行くと、「サウナハット」(髪の毛のダメージなどを防ぐ帽子)を被り、「マイ・サウナマット」(サウナでお尻に敷くシート)を持ち込んで“私はサウナーで~す”なんて顔しながら仲間たちと大声で喋る若者が増えてきました。おそらく最近デビューしたばかりのビギナーなのでしょう。正直、もう少しマナーを守って、静かにサウナを楽しんでもらいたいと思ってしまう場面も多々あります。

 ここまでくると、ゆっくりサウナを楽しむことはできませんし、サウナのいちばんの目的である「ととのう」も半減してしまいます。

◆「街の銭湯」の魅力

 だからこそ、私がおすすめしたいのが「街の銭湯」です。

 スーパー銭湯と違い、地元住民に愛され定着している銭湯は常連さんが多く、駐車場などのスペースも少ないので土日でもわりと空いています。昔ながらの銭湯には小さなサウナを設置しているところも多く、露天風呂などもあったりします。

 すべての銭湯とは言いませんが、サウナがあるところにはたいてい水風呂があるので「ととのえる」環境もそろっています。

 ただ、せっかく昔ながらの銭湯に行くならば、私的には「お風呂」を楽しんでいただきたいのです。

 ゆったりと湯船に浸かりながら存分に足を伸ばす。壁に描かれた富士山などの絵を眺める。その開放感はサウナに匹敵する、いや、それ以上に非日常感を味わえると思いますよ。

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