旧統一教会2世の元セクシー女優が“出演を決意した”経緯「罰せられたいという願望が強かった」
日刊SPA! / 2024年5月19日 8時54分
「これは母の話ですが、中学校でいじめられて悩んでいたとき、相談したら『それどころじゃない』と話すら聞いてもらえませんでした」
だが桃瀬氏自身、そうした家庭環境に違和感を感じながらも、大筋では納得していたのだという。
「旧統一教会が言うところの『真(まこと)の愛』を得るためには、こうした厳しさが必要なのではないか。本気でそのように考えていました。もちろん思春期などで教会から距離を取ったときもありますが、根っこの部分では信仰を捨てていませんでした。それに、母に関してのみ言えば、おそらく彼女が子どもたちを“堕落”させないために本気で善導しようとしていたのは疑いようがなく、そういう意味では母から愛されていると今でも思っています。
ただ、同時に思春期になれば性への興味が頭をもたげてきますよね。自分は両親が理想とする、あるいは教義の通りの人間にはなれないという思いを常に感じていました」
◆仲良くなれた同級生から「強引に引き剥がされた」
桃瀬氏の学生時代は、まさにかごの中の鳥。およそ旧統一教会以外に触れることは許されなかった。
「日曜日は毎週教会へ行き、そのあとバラを売るなどの“経済活動”をすることがほとんどです。また、あるときから学校には通わず、私と姉は1つの部屋に閉じ込められ、そこでホームスクーリングを利用していました。その部屋は放置されていたのでどんどんゴミが溜まっていき、ひどい有り様でした。もちろん友人など呼べません。そもそも両親が友人など必要ないと考えていたので、呼ぶ人もいませんでしたが。中学生のころは、せっかく仲良くなれた子の自宅に父が電話をかけて『うちの娘はレズなので付き合わないほうが良いですよ』などと吹聴し、強引に引き剥がされたこともあります」
旧統一教会の信者たちには、学校や会社などより優先される教義がある。韓国・清平(チョンピョン)に集まって先祖解怨/先祖祝福、霊分立を行う“修練会”だ。桃瀬氏とその家族もご多分に漏れず何度か参加することがあったという。
「修練所に信者たちが集まり、40日間またはそれ以上にわたって、ずっと修練を行うんです。体育館のような場所に連れて行かれ、90分間ずっと自分の全身をひたすら叩くのです。頭からつま先まで、本当に叩いていないところはないくらい、すべてです。背中にある手が届かない場所は他の信者にやってもらいます。白い服を着ているのですが、叩きすぎて手の皮膚が破けて血で染まるほどでした。これを日に3回ずつ行います。
この記事に関連するニュース
-
宗教2世の2人、初の慰謝料請求 旧統一教会との集団交渉で
共同通信 / 2024年6月26日 19時7分
-
「不人気の岸田文雄首相が風向きを変えた」旧統一教会の1カ月後の"最高裁判決"が与える超インパクト
プレジデントオンライン / 2024年6月12日 10時15分
-
旧統一教会の勝訴見直しか 献金勧誘、最高裁初判断へ
共同通信 / 2024年6月10日 17時19分
-
旧統一教会の献金勧誘訴訟、7月最高裁判決
共同通信 / 2024年6月10日 16時16分
-
旧統一教会、エホバ…なぜ世間にこれだけ叩かれてもなお、惹かれる信者がいるのか……そのヒントは“カレーライス”にあった
集英社オンライン / 2024年6月6日 19時0分
ランキング
-
1奈緒は涙 三木監督は頭下げ3度謝罪 異例舞台あいさつ 「インティマシー・コーディネーター」で物議
スポニチアネックス / 2024年7月5日 19時20分
-
2二宮和也 独立時期に1泊旅行に誘ってくれた大先輩の名優「迷ってそうだけど、そこには触れず…」
スポニチアネックス / 2024年7月5日 19時44分
-
3貴島明日香が結婚報告 デカ宝石輝く指輪がキラーン!お相手は映像ディレクター、芸能人からも祝福の言葉
よろず~ニュース / 2024年7月5日 17時20分
-
4女子小学生向け書籍『かわいいのルール』が異例の大ヒット…ロングセラーの裏側には“意外な読者層”の存在
女子SPA! / 2024年7月5日 8時46分
-
5電撃復帰した元TBS美人アナ、8年ぶりにテレビ出演「お綺麗です」改名して芸能活動スタート
スポーツ報知 / 2024年7月5日 16時40分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)