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50万円台の激安ベンツが「実はお買い得といえる」ワケ。“壊れそうなイメージ”の実体とは

日刊SPA! / 2024年6月16日 15時53分

 これらを選べば「絶対に壊れない」というわけではありませんが、維持しやすい傾向のベンツだといえます。もちろん、当たり外れはあるでしょうが、買った後にざっくり「30万円ぐらいの予算」を用意しておけば、安心して乗れることだと思います。

 現在、AクラスとBクラスは、総額30万円程度、CクラスはW204型がセダンでもワゴンでも総額50万円程度で入手可能。仮に修理代が30万円かかったとしても、A・Bクラスは総額60万円、Cクラスは総額80万円で乗ることができる可能性があるいえます。

 メルセデスベンツは、乗るとものすごく良いクルマであります。どの年式、どの車種を選んでも、「ベンツ哲学」といったことを感じ、長距離でも疲れず安全に快適に移動できるのです。

 ですから、激安ベンツは「おおいにあり」だといえます。

 今、新車200万円ぐらいの軽自動車を買うという選択が一般的なのでしょうが、それを買うなら「激安ベンツ」のほうが良いと私は思います。新車200万円のクルマを買うぐらいなら、「総額50万円でベンツを買って、30万円の維持費を覚悟して乗る」ほうが、金銭的にも快適さでも、お得に上質なクルマ生活を楽しめるのではないでしょうか。

<文/斉藤由貴生>

【斉藤由貴生】
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―

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